テレビで紹介されて大反響となった、魔法の万能調味料「料理酒オイル」。料理酒とサラダ油を4:1で混ぜただけのこの調味料を使うと、家庭料理に「奇跡」が起こります! 野菜炒めは町中華のようなシャキシャキ炒めに、ハンバーグは老舗洋食屋ような肉汁じゅわっと系に、煮物や汁物も味が深まりコクウマに! このたび、考案者クック井上。氏のさらなる研究の成果を含めて、待望の料理酒オイルレシピ本「魔法の万能調味料 料理酒オイル いつもの料理が突然プロの味!感涙レシピ100」が出版されました。その中から、料理酒オイルを使うコツやレシピをご紹介していきます。
臭みも取れて、焼き上がりは「かりっ」かつ「しっとりふっくら」
料理酒と油を4:1で容器に入れ、使う直前に振り混ぜた状態で使うことで、家庭用の火力の弱いコンロでも、鍋をあおる技術がなくても、絶品の炒め物ができると話題の料理酒オイル。
その実力は、炒め物だけに発揮されるわけではありません。
たとえば、魚の切り身や干物にかけて魚焼きグリルで焼くと、しっとりふっくらと仕上げることができます。
実際、炉端焼き屋さんを見ていると、炭で焼く際に、時折、霧吹きに入れた酒を吹きかけたり、ハケで油を塗るという技を駆使していますよね。このひと手間によって、焼いている最中に、料理酒が蒸発する際には臭みも同時に取り除いてくれますし、食材自体の水分が蒸発し過ぎるのも防いでくれるのです。
とはいえ、家庭で魚を焼く場合には、グリルを何回も開け閉めしながら、酒を塗ったり油を塗ったりするのは大変! そこでそれを、簡単に再現できるのが「料理酒オイル」というわけです。
料理酒オイルをよく振り混ぜて混ざった状態で、魚1尾に大さじ1程度をまぶしてください。ポリ袋の中でやるとグリルも汚れず簡単です。
料理酒オイルが臭みを取ってくれる上に、適度な「水気」と「脂」も補ってくれるので、焼き上がりは「かりっ」としつつ、「しっとりふっくら」もするという、絶妙の味わいになります。
これ以外にも、料理酒オイルが普段のお料理をおいしくしてくれる効果は無数にあります。そのテクニックやレシピを覚えれば、料理の腕が爆上がりするのは必須。本書に詳細に解説していますので、ぜひ、参考にしてください。
*本記事は、「魔法の万能調味料 料理酒オイル いつもの料理が突然プロの味!感涙レシピ100」から抜粋・編集しています。