夏場のダイエットに取り組む人にぜひ読んで欲しい1冊が『医者が教えるダイエット 最強の教科書』だ。「1ヵ月で痩せました!」「考え方が変わった!」と絶賛の声が続々。大きな支持を集めている。著者は、生活習慣病の専門医・牧田善二氏。最新の医学に基づき、最も効果的なダイエット法を解説した本書から、特別に一部を抜粋して紹介する。

たくさん食べてもやせるランチ

 1日に摂取する糖質を60g以下に抑えると、誰でもやせることができます。

 ただし、糖質を厳密に計算するのは面倒くさいという人もいるでしょう。

 そんな人は、まずは主食(パン、ごはん、麺類)だけに注意を払ってみてください。

「太りやすい昼食」「健康的にやせる昼食」の例を紹介します。

太りやすいランチ(糖質97.3g)

「太るランチ」と「たくさん食べてもやせるランチ」決定的な1つの違いカレーや丼もの、麺類などの一品料理は早食いのもと。イモ類やカボチャには糖質がたっぷり含まれるので要注意です。

健康的にやせるランチ1(糖質11.3g)

「太るランチ」と「たくさん食べてもやせるランチ」決定的な1つの違い主食の代わりに、おかずの品数を増やせば、糖質大幅カットで満足感もアップ。

健康的にやせるランチ2(糖質22.3g)

「太るランチ」と「たくさん食べてもやせるランチ」決定的な1つの違い賢く食品を選べば、たっぷり食べて糖質は抑えられます。タンパク質、食物繊維、ビタミンをしっかりとりましょう。

健康的にやせるランチ3(糖質38.4g)

「太るランチ」と「たくさん食べてもやせるランチ」決定的な1つの違いゆっくり時間をかけて、野菜から食べると、血糖値上昇を抑えられます。

やせる昼食のポイント

・カレー、丼もの、麺類などの一品料理を避け、単品を組み合わせます。

・たくさん食べたい人は、主食を抜く代わりに、主菜を2品にしてもOK。肉料理、魚料理、卵料理、豆腐料理などから、主菜を2品選ぶのがよいでしょう。

・早食いは厳禁。野菜から食べると満腹感が得られて、血糖値の上昇も穏やかになります。

・朝に主食を抜いた人は、昼食で主食をとります。ごはんは茶碗半分までにしましょう。

・外食よりも、お弁当やテイクアウトのお惣菜を活用すると、メニューを選択しやすいので糖質を抑えやすいです。

紹介した昼食の糖質量は『改訂版 糖質量ハンドブック』(牧田善二著、新星出版社)を参考にしています。

(本稿は書籍『医者が教えるダイエット 最強の教科書──20万人を診てわかった医学的に正しいやせ方』から一部を抜粋・編集して掲載しています)