内臓脂肪を減らす食べ方
Step3:血糖値の急上昇を抑えるには食べる順番が大事
内臓脂肪を減らすには、血糖値を急上昇させない食べ方が大切になってきます。糖質を取ることで、血糖値は上がります。すると膵臓(すいぞう)からインスリンというホルモンが出て、血中の糖分を肝臓や筋肉、脂肪細胞へ取り込むように働きます。また、糖質はエネルギー源として使われ、私たちの生命エネルギーとして消費されます。しかし、取り込んだ糖質が余ってしまうと、体内にため込まれて脂肪として蓄積されてしまうのです。また、血糖値が急上昇することで、大量のインスリンが分泌されてしまうため脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。
食べる順番を意識することで、血糖値の急上昇を抑えることができます。まずは食物繊維を多く含む野菜、キノコ類、海藻から食べ始め、次に魚や肉などのタンパク質を取り、最後に炭水化物や糖質を含むご飯やパン、麺類などを食べましょう。
内臓脂肪を減らすためには、糖質や脂質を消費する筋肉を増やすことも大切です。Kさんの場合、週1~2回、各3000m程度泳いでいるといいます。運動習慣があることはとても良いことです。運動を続けて日常でも活動量を上げていくようにしましょう。早歩きや大股で歩く、姿勢を良くするだけでも日常の活動量は上がります。
続けられることをコツコツ積み重ねて内臓脂肪を減らし、おなか痩せを目指していきましょう。内臓脂肪を減少させるためには、食事と運動のバランスを大切にし、持続可能な習慣を築くことが重要です。