富士山麓を守る3神社を巡る「開運の旅」に出よう！オリジナル御朱印帳も注目

写真提供：地球の歩き方書籍編集部

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「富士山麓を守る3神社を巡る「開運の旅」に出よう！オリジナル御朱印帳も注目」です。2023年も残すところあと2カ月。1年を締めくくる前に、また来る新年に向けて、富士山を仰ぐ神社を参拝して強力なパワーをいただきましょう。今回は、2023年10月5日に発売した『御朱印でめぐる静岡 富士 伊豆の神社　週末開運さんぽ　改訂版』に掲載されている100社もの神社のなかから、富士山麓を守護する古社3社をご紹介します。（文／カピケーラ　写真／地球の歩き方書籍編集部）

正面に富士山を望む【山宮浅間神社】

古代からの原始的な姿をとどめる遥拝所。玉垣内は立入り禁止

　約1300社ある浅間神社の総本宮である富士山本宮浅間大社の起源となるこの神社は、全国にある浅間神社のなかで最も古いとされています。境内に本殿にあたる建物はなく、籠屋（社務所）でお参りするか遥拝所から富士山を拝むのが基本の参拝方式です。かつて本殿を造ろうと試みたものの、何度も強風で飛ばされてしまい、「これは神の祟りだ」と造営を断念したのだとか。

　祭壇にある遥拝所までは急な階段。少し大変ですが、階段を上りきると正面に富士山を望む壮大な景色を眺めることができます。ここからの眺めは環境省による「富士山がある風景100選」にも選ばれています。

御朱印帳の裏面には「世界遺産　富士山」の文字が

　参拝後に御朱印をいただくなら、山宮浅間神社のオリジナル御朱印帳にも注目を。富士山で育まれた霊験あらたかな「富士ひのき」で作られた木製の御朱印帳です。浅間神社専用の御朱印帳にするのもいいかもしれません。