完全食のメリットとデメリット
完全食にはどんなメリットとデメリットがあるのか、以下にまとめました。
○メリットその1:手軽さ
忙しい人、自炊をしない人の場合は、毎食栄養バランスを考えて食事を選んだり、調理したりするのは難しい場合も多いと思います。完全食であれば料理をしなくても、手軽に1食で必要な栄養素を補うことができます。
○メリットその2:経済的
完全食は1食500円以下のものが多いので、外食やコンビニ食が多く、朝食や昼食で500円以上の費用がかかっている人にとっては、栄養バランスが取れて安く済ませることができるため経済的です。
○メリットその3:非常食として使える
完全食は、長期保存が可能なものやレトルトのものが多いため、非常食としても活用できます。
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○デメリットその1:満足感に欠ける商品も
粉末タイプやパンや麺類などは、栄養素を補うことができますが、単品食べにつながることや、咀嚼(そしゃく)をあまりせずに食べられるため、満足感に欠ける場合があります。
○デメリットその2:3食取り入れるのは難しい
多くの商品は1食で1日の3分の1の栄養素が取れる設計になっています。しかし、完全食を1日3食、食べ続けるとなると、飽きが来たり満足感に欠けたりして、なかなか難しいと思われます。
○デメリットその3:食事の楽しみに欠ける
手軽に簡単に食べられる一方で、五感(嗅覚、視覚、触覚、味覚、聴覚)で味わう食事の楽しみが減る可能性があります。また、孤食につながり、誰かと一緒に食べるというコミュニケーションの機会が減る可能性もあります。