お金持ちの家に生まれ育ち、大学を卒業して間もなく結婚。3人の子どもを授かるも離婚した。実家に出戻ったものの、父親の会社が倒産し、49歳で住む家を失ったついには預金通帳の残高がほぼ0円に……それまでとはうって変わって赤貧生活に陥り、裸一貫で整体院で働くようになった。自分の力で人生を切り拓いてきたとき、今度は末期寸前のがんを患うことに。そんな波乱の人生を乗り越えて「今がいちばん幸せ!」と断言する『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)の著者が、毎朝起きるの楽しくなるライフスタイルを【人間関係】【食事】【睡眠】【健康】【メンタル】【ファッション】【インテリア】【パソコン】とテーマごとに紹介する。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【71歳ひとり暮らし】頑張らない、無理しない…60歳からの年賀状の減らし方写真:川瀬典子

年賀状のやりとりを
減らしていく

昨今、年末になると「年賀状じまい」が話題に上ることが多くなりました。

年賀状じまいとは、年賀状のやりとりを終わりにすることです。

私は完全に年賀状じまいをしているわけではありませんが、昔に比べて数はずいぶん減らしました

10分の1に減らした

かつては400枚くらい出していたのを40枚くらいにしたのです。

今どきだと40枚でも十分多いと思われそうですね。でも年賀状でつながっていたいと思える人が40人はいるのです。

ちなみに、年賀状は宛名面も裏面もすべて手書きです。筆字が好きなので、手軽に使える筆ペンで字も絵も書いています。

無理はせず、
心を尽くすようにしています

うれしいことに「毎年、ソネさんからいただくアーティスティックな年賀状が楽しみ」と言ってくださる方がいらっしゃるので、無理のない範囲で続けていきたいと思っています。

年をとったら、おつき合いは万事「無理をしないこと」。これに尽きるのではないでしょうか。

時間にも資金にも限りがあります。無理はせず、心を尽くす。その気持ちでこれからも風通しのいい楽しいおつき合いを続けていけたらと思っています。

※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。