ネット証券では新NISA口座でもポイントを貯めたり、使えたりできるサービスがあります。クレジットカードの積立投資で貯められるポイントもあり、投資したついでにポイントも貯められるなんてオトクですよね。どんなポイントが貯められて、どんなポイントが投資で使えるのか。ザイの新NISA本の決定版『一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った新NISA入門』では、ネット証券5社のサービスを比較しているので、抜粋して紹介します。
クレカ積立が貯めやすくNISAでポイント投資も
ネット証券の各社のポイントサービスを下の表組でまとめました。普段、買物などでも貯めているポイントを投資資金の足しにでき、NISA口座でも使えます。なお、使えるポイントの種類は、Tポイント、Vポイント、Pontaポイントが利用できるSBI証券が最多です。
次に投資に対してもらえるポイントの種類をチェック。やはりSBI証券が5種類(Tポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイル)と選択肢が豊富です。
続いて還元率を確認します。ポイント還元は「クレジットカードでの投信積立(クレカ積立)」と「投資信託の保有残高」に対する2種が代表的。
クレカ積立では、SBI証券の5%が最高ですが、年会費がかかるカードが必須。年会費無料で使えるカードに絞ると、マネックス証券の1.1%還元が最もオトクです。
もう一方の投資信託の保有残高に対しては還元率が低め。ただ、楽天証券以外はどの投資信託でも保有残高に比例してポイント数が増え、毎月もらえます。楽天証券は、ポイント付与の条件数が決まっており条件が厳しい(さらに対象外の投資信託もある)。ただし、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」「楽天・S&P500インデックス・ファンド」「楽天・日経225インデックス・ファンド」「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド」「楽天・SOXインデックス・ファンド」の6本の投資信託のみ、投信残高ポイントプログラムが復活しています。
こうして貯めたポイントは、1ポイント=1円として投資に使えます。つみたて投資枠へはSBI証券と楽天証券が対応。成長投資枠でも、SBI証券と楽天証券の2社が日本の個別株の購入にも使えます。
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※本稿は、ダイヤモンド・ザイ編集部編『一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った新NISA入門』(ダイヤモンド社)から再構成したものです。