「“自分らしくいること”が、コミュニケーションがうまくいく一番の秘訣」
つい周りに合わせて無理をしてしまったり、自分の言いたいことをうまく言えなかったり…そうして、悩んだ経験はありませんか？
『感じがいい、信頼できる 大人のちょうどいい話し方』は、そんないつも周りを気遣うことのできる人に向けて作られた書籍として注目を集aめている。
アナウンサー歴30年超でありながら、実はもともと極度の人見知りで「人前で話すのがずっと苦手」だった著者による、「大人にふさわしい会話のテクニック」が多数掲載されている。
自分と相手が調和するコミュニケーションの秘密がわかる本書。
今回はその中から特別に「信頼される人の特徴」を紹介します。
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話のクロージングは「最後のチャンス」
オープニングと同じくらい力を注ぎたいのが、クロージング。
商品やサービスの販売であれば、購入者に買うという行動を起こさせられるかどうかを決定づける部分。営業では、クロージングがなければ成約しないので非常に重要です。何かを学ぶ講演であれば、本論に共感した聞き手を「自分も挑戦してみよう！」と前向きな気持ちにすることができる部分です。
でも、クロージングで手を抜いてしまう人が多いのも事実。「話し終わり」の力が抜けてしまっていると、聞き手も「なんか、面白くなかったかも」と思ってしまうものです。
今回は「クロージング」の極意をお伝えします。
「これだけは伝えたい」ことを念押ししよう
雑談でも、スピーチでも、会議の発表でも、どんなに一生懸命聞いていても終わりが近づくと、聞き手は最初のほうはどんな内容だったのかを意外と忘れているものです。ですから、クロージングは伝えたいメッセージを印象づけて聞き手にメッセージを渡す最後のチャンスだと捉えましょう。
クロージングは、「これだけは伝えたい」というメッセージを聞き手の心に染み込ませるのが目的です。あなたの発表の総まとめをする重要な部分でもあります。
聞き手の心に訴えるような一言を添えられたとき、その余韻が、あなたの話が終了した後も聞き手の心に残ります。
話の最終段階で今一度「これだけメッセージ」を念押しできると、印象に強く残りますよ。
（本記事は、『感じがいい、信頼できる 大人のちょうどいい話し方』の一部を抜粋・編集・加筆したものです）
★「会えたら嬉しいあの人」の秘密に迫る一冊！
★「感じがいい、信頼できる大人」が守っている７つの基本
★つい自分の話ばかりして、「会話泥棒」になっていませんか？
★「意見を言う」「リアクションする」「人前で話す」
どんなシーンでもすぐに使える！
あなたと、あなたの周りの人が、
今日からどんどん幸せになっていきます。」
本書の内容
ちょうどいい話し方「7つの基本」で、感じがいい、信頼できる大人になれる！
第1部 ちょうどいい会話の7つの基本
１大事なのはテクニックより「感情のやり取り」
２「お互いの価値を増やす」を目的にしよう
３そもそもうまくいかないことだってある
４会話の心地よさは「聞き方」で決まる
５相手にとってちょうどいいリアクションをする
６シンプルな「これだけメッセージ」を決める
７「会話泥棒」にならないように
第2部 ちょうどいい会話のコツ
第2部 人前でちょうどよく話すコツ
第2部 ちょうどいい話し方は「声」でさらによくなる
『感じがいい、信頼できる 大人のちょうどいい話し方』松尾紀子・著（1400円＋税）
