難しいですよね。難しいと思います。

ここからは、「デキる幹事の一例」を紹介していきます。いろいろなご意見があると思いますが、あくまで一例ということでご理解いただければと思います。

――(考える時間を少し取る)

いかがでしょうか。ではここから、1つ例として、「こんなのがいいんじゃないかな」というのを紹介します。

★「デキる幹事」の一例★
【直後】
上司に話しかける
・「目的は期末の部員のねぎらいでしょうか?」
・「予算は1人あたり4000円くらいでいかがでしょう」
その後すかさず、即全体メールで「アレルギー・苦手なもの」をヒアリング。
退社後、お店候補3つ選定→仮予約→下見。

情報収集すれば、徐々に最適解が見えてくる

はい、ちょっと読んでいきましょう。

まず、できるだけ直後に、上司に話しかけに行きます。ここは早く行くのがポイント。できれば当日中に。雑務だからこそ、時間をかけずにすぐ終わらせましょう。溜めると話しかけづらくなります。「会議直後でお忙しいところ失礼します。先ほどの飲み会の件について…」と始めます。
上司の時間を無駄に使うのはよくありません。質問は必要なものに絞っておきたいですね。
ここでまず大事なのは、目的の確認です。「目的は期末の部員のねぎらいでしょうか」。こう聞いておくだけで、大外しすることはなくなります。しっぽりとした空気よりも、盛り上がるお店のほうがよさそうですし、女性やパートの方も参加されるのであれば、お店選びも当然変わってきますね。また「予算は1人あたり4000円ぐらいでしょうか」とコスト感を把握しておくことも大切です。

確認が終わったら、即、全体に参加可否について確認のメールを出します。そしてこのタイミングで、「アレルギーとか嫌いなものはないですか」とヒアリングをします。このタイミングで全体でヒアリングをしておくことで、先程の「海鮮居酒屋なのに刺身が苦手」とか、「エスニックが苦手」「辛いものが苦手」などの情報がキャッチできます。情報収集をしておくだけで、最適解が見えやすくなるのがわかると思います。

まだ当日の動きだけですが、ここまででもすでにだいぶ「仕事ができる」感じがしますよね。