料理が面倒、忙しくて料理をする暇がない、そもそも料理が苦手……でも、野菜はちゃんと食べたい! そんな人におすすめなのが、書籍『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』。旬の時期や、新鮮なものの見分け方、栄養、長持ちする保存方法、おいしく食べるためのコツなど、なるべく料理せず、ラクにおいしく野菜を食べる方法を多数紹介しています。今回は、そのなかから初夏に旬を迎えるさくらんぼについて紹介していきます。

旬のさくらんぼをおいしく食べる

【農家が本気で広めたい】濃厚な味! さくらんぼにかけるとめちゃくちゃおいしくなる白い粉とは?Photo by 難波雄史

さくらんぼは、5月~7月に出荷されますが、6月が最盛期。まもなく旬を迎えます!

桜の木になる実であることから「桜ん坊」とも書きますが、お花見などで見る観賞用の桜とは別の品種。世界中で栽培されており、その総品種数は1000を超えるといわれています。国内生産量第1位の山形県は、山々に囲まれているため雨風の被害が少ないなどの理由から、圧倒的シェアを誇っています。

皮ごとパクッと食べるだけでもちろんおいしいのですが、たまに酸っぱいさくらんぼにあたることがあります。

そんなときの、おすすめの食べ方を生産者さんに聞いてみたところ、

「グラニュー糖をまぶせば、酸味がやわらいで食べやすくなる!」

とのことでした。

これ、やってみると本当に味がギューッと味が濃くなった感じがしてすごくおいしい!さくらんぼの味が際立ち、ランクアップします!
ぜひ、試してみてくださいね。

手間や時間をかけた料理より、「新鮮な野菜をそのままシンプルに食べるのが、結局いちばんおいしい!」と思ったことはありませんか?『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』は、そのための方法だけをまとめて1冊にしたものです。250軒以上の生産者さんに直接取材したり、アンケートにご協力いただき、選び方や、切り方、保存方法、食べ方などあまり知られていないけれど、生産者さんだから知っている情報ばかりを集めました。レシピ本にはないアイディアで「こんなに味が変わるんだ!」という体験をしてみてくださいね。