「本物の陰キャの特徴は？」で出てきた、「もう誰も寄ってこないし誰にも寄れない」を超える秀逸な回答・ベスト2

「本物の陰キャの特徴は？」で出てきた、「もう誰も寄ってこないし誰にも寄れない」を超える秀逸な回答とは？
いまや空前の「大喜利ブーム」。大喜利のように「斜め上の発想を出す」というスキルは、「面接での一言」「LINEでのうまい返し」などに使える“万能スキル”でもある。そんな大喜利について、世界で初めて思考法をまとめた話題の著書『大喜利の考え方』では、「どうすれば面白い発想が出てくるのか」「どんな角度で物事を見ればいいのか」などを超わかりやすく伝えてくれている。まさに「面白い人の頭の中」が丸わかり。そこで、この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、大喜利的な思考法を詳しく解説する。（構成／ダイヤモンド社・種岡 健）

「大喜利」に取り組もう

　みなさんは、「大喜利」が好きでしょうか？

　自分で考えることはない人でも、ぜひ、一度くらいは取り組んでほしい。
　ただ、そうはいっても、どうやってやればいいのか、わかりませんよね。

　ここで、1つの補助線を引きましょう。
　それが、「お題 → 素材 → 加工」というステップです。
　まずは、「お題から連想する素材」をどんどん出すことです。

＜お題＞
「本物の陰キャの特徴は？」選手権

　というお題を元にしましょう。

「口ベタ」「目を合わせない」「何を考えているかわからない」など……。
　あるあると言われるキーワードがいくつか思い浮かぶでしょう。

　それらが大喜利の「素材」になります。

＜回答＞
　もう誰も寄ってこないし、誰にも寄れない

　そのような要領で、考えてみましょう。

＜回答＞
・間が怖いから案外よくしゃべる

・クラスの陽キャがおもろい話してる横でニヤニヤ笑ってる

　などが、秀逸な回答です。

　実は、よくしゃべりがちな人ほど陰キャだったりするのはリアルな回答ですよね。

　大喜利で大事なのは、いきなり面白いことを考えることではなく、素材の「数を出す」ということです。
　その素材を上の例のように「加工」することで、回答に出すことができます。

「じつは……」という視点から捉える。
「陽キャ」との対比によって捉える。

　そのように、「1つだけひねりを加える」という方法です。
　こういうテクニックにはパターンがあるので、ぜひ身につけてみましょう。

（本稿は、『大喜利の考え方』から一部抜粋した内容です。）