Aタイプ:隅々までピカピカに拭き上げる!
Bタイプ:ぐんぐんぐんと吸い込む驚きのパワー!
Cタイプ:スイスイ使えてお掃除らくらく!
もしこのコピーが3つ並んでいたら、細かな商品解説を読まなくても、消費者はそれぞれのタイプの違いを瞬時にずばっと感じ取ることができるでしょう。そして、「私がほしかった機種はコレ!」と、心を決めることができるはずです。
あるいは、「掃除機はほしいけれど、どんなのがいいかな?」と迷っていた人は、キャッチコピーにあるパワーワードを見たときの気持ちの動きで、自分が本当はどんな掃除機を求めていたのか、気づくことができるでしょう。
このように、パワーワードは機種の違いをわかりやすくひと言で表現する上に、消費者の中にある欲求を刺激して、決断の背中をぐっと押す役割も果たしてくれるのです。
パワーワードで消費者の五感に訴える
改めて言うまでもなく、商品のメリットやベネフィットを伝えるとき大切なポイントのひとつは、消費者の五感に訴えかけることです。視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚という感覚を刺激することで、人はよりリアルにその商品を消費している様子をイメージできるからです。
そして、そのときに一般的な言葉よりもよほどイメージを消費者に伝えるのが、パワーワードです。
パワーワードで伝えると、その商品を使ったり食べたりしているときの臨場感、躍動感がリアルに脳内に立ち上がってきます。
五感を刺激するパワーワードの例をいくつか挙げてみましょう。