【1分読み切り】「目的」と「手段」がまぜこぜになってしまうと物事は上手くいかない……そう理屈ではわかっているつもりでも、実践できていない人が多いんです。
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HowとWhatの違い
今日は「人生はHow」というテーマでお話ししたいと思います。これは、どのように生きるかが大切だということです。
とくに若い人は「何をしたか」「何をするべきか」というワット(What)で人生を考えがちです。
これはある意味で致し方ないことですが、実際にはどのように生きるかというハウ(How)のほうがずっと重要なのです。
人生で最も大切なこと
この2つを混同すると、「なんでこんなことをしているんだろう」と自分自身に疑問を感じたりすることが生じます。
自分が楽しく充実して生きることが、最も重要な指標であるべきです。「何をしたか」「何をするべきか」というWhatは、あくまでもHowを向上させるための手段にすぎません。
人生とは、限られた時間をいかに大切に使うかということに尽きます。人はいつか必ず死にますし、死んでしまえばそれで終わりなのです。だからこそ、Whatにこだわりすぎるのは、Howを悪化させることにつながります。
Whatはあくまでサポートする道具
Whatが意味を持つのは、それによって自分がよりよく生きて楽しめている場合だけです。考え方としてはWhatの上にHowがあるのです。
もし「何もしていない」「何もできていない」と自分を責めてしまうのであれば、そのWhatという指標は、アナタのHowをよくしていないということになります。
自分の人生をいかによく生きるかが最大の目的であり、何をすべきかというWhatの要素は、それをサポートするためのツールに過ぎないのです。
Howの観点を忘れずに
なにより、自分が上手に、楽しく、充足して、生きているかを考えてください。What、つまり何をしたかを第一に考えてしまうと、自分を追い込んだり辛くなったりして、日々の充実を損なう可能性があります。
そもそも、何をしたかということは、時とともに意味を失っていきます。いま、この瞬間をどのように生きるかが重要なのです。ぜひHowの観点を忘れずに日々を楽しんでほしいと思います。