「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

認知症患者が一番多い日本。改善すべき2つの悪習慣Photo: Adobe Stock

日本人特有の認知症になりやすい悪習慣

 超高齢化が進む日本。高齢化で一番気になるのが「認知症」。認知症患者の割合も、日本は海外と比べて、多いことはご存じでしょうか。OECD加盟国で、人口1000人あたりの認知症患者数が最も多いのは、日本なのです。先進国の平均は1000人あたり14.8人ですが、日本の平均は23.3人と、1.5倍以上。世界一、認知症になりやすい国と言えるかもしれません。

 今回は、日本人特有の認知症になりやすい悪習慣について、お伝えします。

悪習慣1:自己成長のために何も取り組んでいない

 読書や、セミナー・勉強会の参加、もしくは独学など、どんなことでも構いませんが、仕事以外の時間で自己成長のために、何か取り組んでいますか?世界18カ国で行なわれた調査(パーソル総合研究所「グローバル就業実態・成長意識調査(2022年)」)では、日本は、「とくに何も行っていない」という回答が50%超。その他の国々で、「とくに何も行っていない」という回答の平均は18%。日本人は、大人になってから一番学ばない国民なのです。

 何かを学ぶことは、自分で考える機会が増えるので、一番の認知症予防です。認知症になる原因は、様々ありますが、自分で物事を考える機会が減少し、脳の働きが低下すると、認知症が進行しやすくなります。30代、40代の頃から、学習習慣をつけていると、60代、70代になってからも自然と学び続け、脳の健康を保つことができます。

悪習慣2:定期的に運動していない

 日本人の生活習慣の中で、運動不足も認知症リスクを高める要因の一つです。高齢者の多くが、体を動かす機会が少ないことから、運動不足に陥りがちです。適度な運動は、血流を改善し、脳への酸素供給を促進するため、認知機能の維持に重要です。また、運動はストレスを軽減し、精神的な健康を保つ効果もあります。しかし、日本の高齢者は他国と比較して運動に対する意識が低い傾向にあり、これが認知症リスクを高める一因となっています。

 まずは、数分間ラジオ体操を真剣に取り組んでみる、階段があるときは階段を使う、少し遠回りをして帰るようにするなど、今の生活において、無理なくできるところから、「運動」を意識してみましょう。

 認知症予防に重要な学習と運動。重要なことは分かっても、忙しくてなかなか取り組めないという人にオススメしたいのが、『1分間瞬読ドリル』。時間をかけたら、誰でも解ける問題を、1問1秒という時間制限付きで行なうことで、脳がフル回転、活性化します。1分間から取り組めるので、スキマ時間で行なうにはぴったりの認知症予防です。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。