「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

科学的に実証されている認知症リスクを下げる行動3選Photo: Adobe Stock

危険信号!あなたの日常に潜む認知症リスク

 日本では、認知症の増加が深刻な問題となっています。2025年には、高齢者の5人に1人が認知症になると予測されています。さらに2040年には、高齢者の3人に1人が認知症、もしくはその前段階の軽度認知障害に至る可能性があると予想されています(*1)。

 認知症は、高齢になってからの病気と思われているかもしれませんが、40~64歳の中年期の総コレステロールが高いと、アルツハイマー型認知症の発症の危険性が高くなることがわかっています。認知症なんて、自分にはまだ関係ないと思っている方、本当に大丈夫ですか?認知症予防は、中年期の過ごし方がカギ!仕事に家事に忙しい皆さんに、オススメの認知症予防をお伝えします。

1.掃除・片づけ

 認知症になると、部屋が散らかる印象がありますよね。実際に、アメリカのラッシュ大学アルツハイマー病センター研究によると、掃除を含めた家事などの身体活動が多いほど、認知症になりにくいことが報告されています(*2)。掃除や片づけが、なぜ脳に影響があるのでしょうか?

 掃除は、手を動かし、空間を整理しながら、計画的に作業を進めます。これは、空間認識能力や判断力、そして計画力が求められ、脳全体が活性化されます。たとえば、部屋の片付けや床の拭き掃除をすることで、普段の仕事で使わない脳の部分を刺激することができ、脳の健康維持に役立ちます。部屋が綺麗になるだけでなく、脳トレにもなり、一石二鳥です。

2.読書・新聞

 読書(新聞を含む)、手工芸、絵画制作を趣味に取り組む人は、取り組まない人より認知症リスクが20~29%低いというデータがあります(*3)。読書は、脳は様々な情報を処理し、理解し、記憶する必要があります。これは脳全体に刺激を与え、新たな神経回路を形成し、既存の回路を強化する働きがあります。特に、物語を理解する際には想像力や記憶力が必要とされるため、脳が活発に働きます。毎日、長時間読む必要はありません。1日5分でも10分でも構いません。すきま時間で、本や新聞を読む習慣をつけて、最新情報をインプットしつつ、脳トレしましょう。

3.運動・脳トレ

 運動が、身体面の健康だけでなく、認知症予防になることがご存じの方が多いと思います。忙しいビジネスマンが運動するのであれば、最大限の効果を発揮できるような運動をしたいですよね。そこでオススメなのは、コグニサイズ(*4)と呼ばれる、足し算やしりとりなどの頭を使いながら、ウォーキングしたり、階段を登ったりする運動です。通勤時はエレベーターではなく、頭の中でしりとりしながら階段を使うなど、意識してみてください。新たに運動の時間を設けるのはもちろん効果的ですが、通勤途中や仕事中など、少し意識するところから始めてみましょう。

 脳トレにオススメしたいのが、『1分間瞬読ドリル』。毎日たった1分で、記憶力、判断力、思考力、発想力、読解力、集中力を鍛えることができます。1問1秒という時間制限付きの脳トレがたくさん掲載されているので、効果的に脳を鍛えることができます。ゲーム感覚で、脳活してくださいね。

*1 3人に1人が認知症の危機!? 今すぐ始めたい脳にいい3つの習慣
*2 認知症予防になる新しい片付け方法|医師がすすめるすごい片付け術
*3 杉田 明穂、近藤克則(千葉大学)高齢者の文化的活動で認知症リスク20-29%減 ~読書、手工芸、絵画制作で効果が期待~  JAGES Press Release NO:241-20-32
*4 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にする MCIハンドブック」(P31)

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。