「機内食ってレベルじゃないぞ…」エコノミーで味わえるミシュラン＆名店コラボが想像以上にスゴかった！

キャセイ初！エコノミーで
ミシュラン星付き店とコラボ

　2月3日、最新ニュースが飛び込んできた。キャセイパシフィックが香港のミシュラン星付き店「逸東軒（Yat Tung Heen）」と提携し、日本発着便を含む一部のプレミアム・エコノミーおよびエコノミークラスで機内食の提供を始める。ミシュラン星付き店とのコラボメニューを同クラスで提供するのは、今回が初となる。

　世界的にも有名なシェフ、譚東（タム・トン）氏が率いる逸東軒は、広東料理の名店で、素材本来の味わいを引き立て、伝統的かつ洗練されたレストランと定評があるという。

　エコノミークラスのメニューの内容を、下記に引用する。どれも本格的な印象だ。

「チェリートマトのマリネ」

「生パイナップル入り酢豚」

「鴨肉とタロイモの梅ソース煮込み」

　キャセイは、ビジネス以上の上級クラスにおける豪華なサービスで有名。日本人には、ヌードルバーや大きなバーカウンターがある羽田空港のラウンジが人気だ。

　新たにエコノミーでもこうしたハイレベルな機内サービスを取り入れるのは、近年は香港エクスプレスやグレーダーベイ香港といったLCCが台頭したため、差別化に追われているのだろう。

　このコラボ機内食の対象はキャセイの長距離路線全線および中国本土と、日本、タイなどの一部の路線。詳細は同社の公式HPをチェックしてほしい。

逸東軒と提携したエコノミークラスの「香港フレーバー」新メニュー　キャセイパシフィック航空