「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

「休日家から出たくない派」が気をつけておきたい認知症リスクPhoto: Adobe Stock

「外に出るのが面倒くさい」。認知症リスクを高めているかも?

「この頃、何をするにも億劫になった」
「年末年始やゴールデンウィークなどの連休は、できれば家から出たくない」
「仕事を定年退職したら、まずは自宅でゆっくり過ごしたい」

 こんなふうに感じている方、いませんか? もし当てはまるなら要注意! じつは、「外出しない生活」には、認知症リスクを高める可能性があるのです。

 日本はすでに超高齢社会。厚生労働省の発表によると、2040年には65歳以上の3人に1人が認知症、またはその前段階の軽度認知障害(MCI)を発症すると予測されています。軽度認知障害(MCI)は、認知症の一歩手前の状態ですが、ここで適切な対策をすれば、1年で約16~41%の人が健常な状態に戻ることもわかっています。つまり、「まだ大丈夫」と油断せず、早めの対策を始めることで、認知症を防げる可能性があるのです(*1)

「外出と認知症に関係あるの?」と思う方がいるかもしれません。毎日外出する人と比べて、あまり外出しない人は、認知症になるリスクが大幅に高くなることが研究で明らかになっています。2~3日に1回しか外出しない人は、認知機能障害の発生リスクが1.58倍、週に1回以下しか外出しない人は3.49倍にも上がることが分かっています(*2)

 外に出る機会が減ると、脳への刺激が少なくなり、認知機能が低下しやすくなります。また、歩く機会が減ることで、血流が悪くなり、脳への酸素供給が低下することも、認知症リスクを高める原因になります。

 でも、外に出るのはやっぱり面倒だなぁという人にオススメする、自宅でできる認知症予防法をご紹介します。

1.「昨日の出来事を振り返る」習慣をつける(記憶力アップ)

 認知症予防に重要なのは、「記憶を思い出す」こと。日記やメモをつけるだけでも、記憶力を鍛えるトレーニングになります。これだけでも、脳の記憶力・言語力を刺激し、認知症予防につながります。

2.適度な運動で「脳に酸素を届ける」

 運動は、脳の血流を増やし、認知機能を維持するのに効果的です。実際に運動習慣がある人は、認知症リスクが低いという研究結果もあります。ラジオ体操など、たとえ短時間でも、体を動かすことが脳の活性化につながるので、ぜひ試してみてください。

 そしてもうひとつオススメしたいのが『1分間瞬読ドリル』。たった1分の簡単トレーニングで脳の活性化に繋がります。毎日1分でいいからこそ、継続することも簡単です。「外出が面倒な日」でも、室内で手軽にできる1分間瞬読ドリルを取り入れてみましょう。

*1 あたまとからだを元気にするMCIハンドブック(PDF)
*2 老人研NEWS (PDF)

参考資料:認知症になりやすい人の生活習慣3選

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。