誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)など、33万部突破シリーズの原点となった『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!

【精神科医が教える】メンタルが弱い人の、たった1つの特徴Photo: Adobe Stock

メンタルが弱い人の唯一の特徴

メンタルが弱い人には、「自分のストレスや疲れに気づかない」という特徴があります。自分の状態に無自覚なため、突然限界を迎えてしまうことが多いのです。

逆に、愚痴を言ったり悩んだりする人は、一見メンタルが弱そうに見えても、自分のストレスを認識して発散できているため、意外と耐久力があります。

気づかないことのリスク

自分の疲れやストレスに気づかないと、無理を続けてしまい、突然心身の不調に陥ることがあります。

例えば、悲しみや寂しさを紛らわせるために仕事に没頭し、気づかないうちに心身が限界を迎えてしまうケースです。やるべきことを増やし、考える時間を減らすことで、結果的にストレスが蓄積してしまうのです。

気づく力を養うために

メンタルを守るためには、自分のストレスや疲労に気づくことが大切です。そのために、日記をつける、違和感を記録する、体調や気分の変化に注意を払うといった習慣が役立ちます。

不調の原因を特定しすぎる必要はありませんが、何か共通するパターンがないかを探ることが大切です。

振り返る習慣を持とう

メンタルが崩れる原因の多くは、「自分の状態に気づかないこと」です。無理を続ける前に、「今、自分は疲れていないか?」と振り返る習慣を持ちましょう。

自分のストレスを認識し、適切に対処することが、メンタルを強く保つ秘訣です。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。