東京-宮崎を往復、約1800kmもの超ロングドライブ
今回の試乗は超長距離だ。朝5時に世田谷の拙宅を出発し、用賀から東名に乗って名神を抜け、淡路島を越えて高松までおよそ700kmの道程である。
高松で一泊して、200kgほどの、ある“大荷物”を搭載する。
翌日は高松自動車道に乗り四国を西に走り、三崎から国道扱いのフェリーに乗って大分へ。そこから東九州自動車道で宮崎の拙宅へ500km、復路は宮崎から神戸までフェリーに乗り、神戸から東京まで550km。高松と宮崎の市内でも多少の移動がある。これがおよそ50km。合わせて1800kmのロングドライブである。
背景には、宮崎の家に置くためのオーディオセットの運搬がある。
本業のリーマン稼業のメンター的存在である“超偉い方”からオーディオセットを譲り受けたのだが、その一式は“信頼できる高松のオーディオ屋さん”に預けてあるという。引越し業者に頼んでしまえば話は早いのだが、高松から宮崎まで専門業者を使って搬送すると、そのコストは25万円。精密機器を運ぶのだから高額なのは仕方がないが、それにしても高い。それなら自分で運んでしまおう、というわけである。
当初はフェル号ハイエースで運ぶ計画を立てていた。そこにちょうど良いタイミングでベルランゴ試乗の話が持ち上がり、積載容量の大きいロングボディなら巨大なスピーカーも積めるだろう……という話になり、急遽車両変更と相成った次第だ。
