英語を話すときは別人格になるもの
河合 いまの若い子たちは、英語もとても上手だし、意見もはっきり言います。その子の話でおもしろかったのは、「英語で話すとこんなに積極的ですけど、日本語だとシャイになっちゃうんです」と言っていたことです。
川本 ああ、それは私もそうですね。
河合 実は、私もそう(笑)。日本語のときと人格まで変わりますね。
川本 違いますね。
河合 日本で前へ前へというのは、スタイルではないのかもしれません。
川本 日本語で話す私と英語で話す私がまったく違うとまでは言えませんけど、どうしても変わりますよね。日本語の発言を直訳しても、結局、英語で表現する私にはならないんですよ。
河合 そうそう、違いますよね。
川本 違うということを認めて、英語で話しているときは、英語の人格になれば一番いいと思います。
次回更新は12月16日(月)を予定。
【ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ】
『自分の小さな「鳥カゴ」から飛び立ちなさい――京大キャリア教室で教えるこれからの働き方』(河合江理子 著)
あなたは出口の見えない努力をつづけていませんか?ハーバード、マッキンゼー、INSEAD(欧州経営大学院)、BIS(国際決済銀行)、OECD(経済協力開発機構)…日本・アメリカ・ヨーロッパ、本物の世界を知る日本人が明かす、国境を越えて生きるための武器と心得。
ご購入はこちら⇒
[Amazon.co.jp] [紀伊國屋書店BookWeb] [楽天ブックス]
◆川本裕子氏の著書、『川本裕子 親子読書のすすめ』(日経BP社)『金融サービスのイノベーションと倫理』(共著、中央経済社)なども好評発売中です。