就職活動もいよいよ本番が近づいてきた。
今回は、ESをテーマに、就活生がよくやってしまう失敗とその解決策を考えてみたい。焦って書く、何となく書く、そして落とされる。この恐怖のループを避けるために、今知っておくべき大事なポイントとは?

「とりあえずES書いて提出!」の落とし穴

 年も明けて、エントリーシート(以下ES)の提出を締め切る企業も増えてきた。提出期限のピークが近い。ESが通過しなければ、面接に進めない。採用担当者に会うことすらできない。だから、何とか通過させたい。だから「とりあえず、書こう!」となる。
 気持ちは分かる。
 しかし、このタイミングだからこそ、自分の胸に問うてほしいことがある。
「ESを書こうとしている企業は、心から志望している企業ですか」と。

 もし、はっきりと「はい」と答えられないのであれば、要注意だ。
 早い段階で落とされてしまう可能性が極めて高い。
 理由は次の通りだ。

「何となく」書いたESは
早々に落とされてしまう

 この時期、多くの就活生が「何となく」志望している企業にESを書いているように思う。その企業を心から目指すわけでもなく、「締め切り切が近づいてきた」という理由だけで書く。
 なので、準備も思い入れも中途半端なまま。
 そこに書く志望動機も必然的に「何となく」な内容になる。そのまま、深い納得もないまま提出することになる。

 そのような場合、内容も磨かれていないことが多いので、ESで落とされてしまう。もしくは、運良く通過したとしても、そもそも面接で話すほどの内容も準備していないので、早い段階で選考から外されてしまう。そして、次の企業を「何となく」焦りながら探す。

 これが、多くの就活生がはまっている残念なパターンだ。
 きみはどうだろうか?
 最初に知っておいてほしい1つ目のポイントがある。