「ダイヤモンド社著者養成講座」が2014年4月12日(土)から開講します。
まさに「ダイヤモンドの原石」である著者候補の人たちに、書き手自身の「強み」の見つけ方、書籍のテーマ・企画書作り、タイトル作り、内容構成、目次、前書きの書き方等を現役編集者がアドバイスしながら、明日のベストセラーを生み出そうというもの。
「無名の著者が果たしてブレイクするのか?」という疑問に、2013年の担当編集書籍売上が2人合わせて100万部を超える、現役ベストセラー編集者2名がお答えします!

すごい人の「普通」がすごい

処女作で50万部も実現できる!<br />現役編集者が明かす、無名著者がベストセラーを生む方法土江英明(ダイヤモンド社 書籍編集局次長兼第四編集部編集長)大学卒業後、『type』編集長などを経て現職。担当書籍は、『伝え方が9割』50万部のほか、『面接の達人』シリーズ累計390万部、『フューチャー・イズ・ワイルド』『なぜあの人は人前で話すのがうまいのか』『媚びない人生』『自分の会社をつくるということ』『ハゲタカ』『50イングリッシュ』『カエルを食べてしまえ!』他多数。

和田 いろいろな方から「普通の人が本を出すことなんて、本当に可能なのですか?」とか「無名の著者でベストセラーが生まれることがあるのでしょうか?」などと訊かれます。実際のところ、どうでしょう?

土江 たしかに出版社によっては、ある程度の販売実績がある著者さんじゃないと難しいと聞いたことはありますが、ダイヤモンド社は違うと思います。

和田 むしろ「処女作大歓迎!」という印象ですよね、書籍の編集部も営業部も。

土江 ある業界ではすごく有名で評価も得てるけれど、実は一冊も本を出してない、そういうポテンシャルの高い著者が大好きな出版社なんですよということはお伝えしたいです。

和田 先日50万部突破した『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一先生もそうですよね。初めて本を出す著者で大ベストセラー、何か秘訣はあるのでしょうか?

土江 今回の著者養成講座をスタートさせようと思った理由の一つでもあるのですが、私には常々思っていることがあります。

和田 思っていることとは?

土江「すごい人の『普通』がすごい」ということです。

和田 どういうことですか?

土江 有名無名にかかわらず、それぞれの業界で切磋琢磨して何かを築き上げてきた人の哲学とかスキルはやっぱりすごいものがあります。でも、当の本人は日常的にやってらっしゃることなので、それを「普通」だと思っていたりします。編集者の目からすると、それこそ世の中にぜひシェアしていただきたい、非常に貴重なコンテンツだと思います。