見込み客をどう見極めるか?
石原 顧客の選別ができない人が多いのは確か。必要な人に必要なモノを買ってもらえれば、それで十分やっていけるはずです。だけど、見極めができないと、それもかなわない。
青木 うちの場合、見込み客の選別はやはり質問でします。目の前のモノを売ろうとするにしても、欲求を聞いたうえでみせる――そういう営業になっていかないとね。
石原 さらに、マーケットは多様化し、市場は成熟。少なくなっているパイに対し、舵を切らないとダメ。これまで起きたことがみんな起きるとおもっていることに危惧しています。
そんな時代だから、売れる営業マンになれたら、最強です。
青木 たしかに! 保険で世界のトップ5%の勲章であるMDRTという称号を持っている保険のセールスマンが質問型営業を受けて、その3倍の売上をあげてCOT(全MRDT会員の14%)という称号をもらった人がいます。
「なにがきっかけで変わったんですか?」と聞いたら、とどのつまり、「本音のところどうですか?」という質問ができたとのこと。そうしたら、お客様が話し始めたとか。
石原 なるほど、やはり質問がポイント。これは記事にしないほうがいいですね(笑)。