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世界をよりよいものにするために、私たちがいますぐできる、ある行動とは?
京都の伝統工芸・西陣織のテキスタイルがディオール、シャネル、エルメス、カルティエなど世界の一流ブランドの内装などに使われているのをご存じでしょうか。日本の伝統工芸の殻を破り、いち早く海外マーケット開拓に成功した先駆者。それが西陣織の老舗「細尾」12代目経営者の細尾真孝氏です。ハーバードのケーススタディーとしても取り上げられるなど、いま世界から注目を集めている異色経営者、細尾氏の初の著書『日本の美意識で世界初に挑む』(ダイヤモンド社)が出版されました。対談形式でお届けしている本連載の特別編。お相手は独立研究者・著作家・パブリックスピーカーの山口周さんです(2021年10月5日にパークハイアット京都で行われた「GO ON(ゴオン)」主催の「CRAFTS NIGHT」での対談をもとに構成)。本対談の最終回は、会場の参加者からの質問に対して、細尾さんと山口さんが回答するQ&A方式の後編です。好評のバックナンバーはこちらからどうぞ(構成/書籍編集局・高野倉俊勝、撮影/伊藤信)。

第28回
原理・原則を重視する「武蔵」のサイエンス教育の凄み
旧制7年制高等学校の系譜を受け継ぐ武蔵高等学校中学校。2022年には学園創立100周年の節目を迎える。系列の武蔵大学と一緒の、武蔵野の面影が残る緑豊かな5万平方メートルという広大なキャンパスには、サッカー場と野球場が1面ずつある。中高合わせて約1000人の少数精鋭の男子完全中高一貫校にとって、この新校舎の建設は一大事業だった。

米国でコロナ新規感染者が減り、ワクチン接種率が上がる中、一部の大企業は職場のマスク着用義務を解除し始めた。

ひろゆきが明かす「抜群に話がうまくなる方法」第1位は?
話し上手になるためには何が必要なのか? 34万部のベストセラーになっている『1%の努力』の著者・ひろゆき氏。現在、YouTubeやテレビで大人気の彼の「思考の原点」について聞いてみた。

受験勉強もテストもなく、子どもの好奇心を刺激し、熱狂させる塾・探究学舎。コロナ禍を契機にスタートした月額1万円のオンライン授業は、全国におよそ2300人の生徒を抱える。今も自ら授業を受け持つ代表・宝槻泰伸氏は、どのようにして探究学舎を作り上げてきたのか。

サイバースペースに生まれたメタバースやアバター、これらにつながるSF界のビジョナリーとは
ビジネスにおける長期的な視点をいかにつくるか、そのアプローチを示した『SF思考 ビジネスと自分の人生を考えるスキル』。その監修者であり、筑波大学HAI研究室主宰者の大澤博隆氏は、現在のビジネスにおけるキーワードの多くは、SF作品によって示された概念にたどり着くという。メタバースがトレンドとなった今、「サイバースペース」はビジネスをつくる場として新たな局面を迎えようとしている。30年前のSF作品で描かれたこの概念を、さらにたどって行くと、あるビジョナリーが浮かび上がってくる。

#7
空前の医学部人気が続く中、国公立大学医学部はもちろん、あらゆる私立大学医学部が狭き門となって久しい。「勉強はそれほど得意でないが最低限でも中堅私大に。あわよくば医学部も狙わせたい」――。子どもの未来にそんな希望を抱く親にうってつけなのが、医学部を擁する中堅私立総合大の付属校からの内部推薦を利用した医学部進学だ。普段は表に出ない日本大学や近畿大学などの医学部への内部推薦事情を徹底解剖する。

第10回
大阪市の北側で、大阪都心から15キロ圏内にある豊中市。千里ニュータウンも一角を占めており、良好なベッドタウンだ。前身の旧制中学は大阪府立のナンバースクールの中では後発だが、日立製作所の新社長やシャープの2人の社長など経済界や学界で活躍する有為な人材を、多数、送り出してきた。

2022年度から高校の授業で、株式や債券、投資信託などの金融商品や資産形成について教えることになる。この件について、金融の世界に長く身を置く筆者が抱く二つの不安と、高校生に本当に教えたい10の金融知識をお伝えしたい。

第27回
「青山学院中等部」が新校舎で“教科センター型”を採用した3つの理由
教科センター型を採用する中等教育の学校はまだ少ないものの、近年、いくつかの先行事例が見えてきた。2019年に新校舎が竣工した青山学院中等部もその一つだ。1965年竣工の2代目校舎は、公立校で一般的な「ハーモニカ型で廊下沿いに教室が並ぶ」設計だった。そこから、カタカナの「ロ」の字型に廊下を巡らせ、吹き抜けの中庭を配した3代目の新校舎に移行したことで自由闊達な校風が体現され、今後同校が目指す教育の内容もより良く見えるようになった。

ひろゆきが「無知な人を見てイライラするのは人生の無駄だ!」と語る深いワケ
無知な人が許せない。そう感じてしまう人はどこが間違っているのか? 34万部のベストセラーになっている『1%の努力』の著者・ひろゆき氏。現在、YouTubeやテレビで大人気の彼の「思考の原点」について聞いてみた。

今年も文部科学省が「全国学力・学習状況調査」の結果を発表した。秋田県は、第1回以来、今年まで13年連続でトップクラスの結果を出している。その要因はさまざまあるが、ここでは三つに絞って紹介していきたい。

ここ最近、日本的経営の特徴でもあったサステナブル経営やマルチステークホルダー論が唱えられているが、その根底には、分解・分析して一元的に説明する西洋合理主義的な思考法がある。振り返ると、1990年代半ば、欧米型経営への危うさや不実の疑いから、部分と全体を合一する「生命論」や「複雑系」に眼差しが向けられた。この時、並行して注目されたのが「西田幾多郎」である。そしていま、「西田哲学」に関心を示すビジネスリーダーたちが現れている。そこで、『西田幾多郎全集』(岩波書店)の編集委員の一人であり、京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラムで西田哲学を教えている藤田正勝氏に、エグゼクティブや初学者に向けた解説をお願いした。

「数学のお兄さん」として数学のおもしろさを伝える活動をしている横山明日希さんが、身近な疑問や謎を「数学」の視点で解き明かします。そこで今回は、そんな横山明日希さんの新刊『文系も超ハマる数学』(青春出版社)より、数学をより身近に感じられる雑学を抜粋紹介します。

第8回
「土佐」という校名や男女共学であることから、県立高校と誤解している向きもあるようだ。1920(大正9)年に旧制土佐中学として創立以来、私立だ。48(昭和23)年に新制土佐高校(高知市)に衣替えした時から、男女共学の6年制中高一貫教育をしている。

中国では9月から、子どもたちの教育において大胆な方針転換が進められている。これまで問題となってきた「宿題」や「塾などの校外学習」の負担を減らし、体育や社会勉強などに割く時間を増やすよう政府から各地に通達が出されたのだ。この方針転換は、中国の子どもたちの職業観や価値観を大きく変える可能性がある。

【マンガ】クソリプに反応する人は自分の「日本語力」を過信している
『独学大全』が20万部突破。なぜ、本書はこれほど多くの人をひきつけているのか。この本を推してくれたキーパーソンへのインタビューで、その裏側に迫る。

「本を読んでも何も思い付かない」悩みへの超納得の解答
「独学大全』著者の読書猿さんが「勉強が続かない」「やる気が出ない」「目標の立て方がわからない」「受験に受かりたい」「英語を学び直したい」……などなど、「具体的な悩み」に回答。今日から役立ち、一生使える方法を紹介していきます。

今年のノーベル物理学賞を受賞した、米国プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎氏。2001年に「週刊ダイヤモンド連載「知られざる日本の『異能』たち」で3回にわたるインタビューに答えている。20年を経ても色あせないその内容を再掲載する。

今年のノーベル物理学賞を受賞した、米国プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎氏。2001年に「週刊ダイヤモンド連載「知られざる日本の『異能』たち」で3回にわたるインタビューに答えている。20年を経ても色あせないその内容を再掲載する。
