その他産業(3) サブカテゴリ
第312回
独自のノウハウで、地方の旅館やホテルを甦らせてきた星野リゾート。収益性の低い日本の旅館・ホテル業において、経常利益率20%などの数値目標を掲げ、「リゾート運営の達人」を標榜している。

第151回
経営破綻が差し迫っていたわけでないにもかかわらず、繊維の名門、ユニチカが三菱東京UFJ銀行などの主力取引銀行や事業再生ファンドから、第三者割当増資で総額375億円を調達した。同社はなぜ、資金を必要としたのか。

第503回
高視聴率で話題のNHK朝ドラ「マッサン」の主人公は、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝とその妻リタがモデルです。話の中心ともなる存在の日本産のウイスキーは今、実は世界で熱狂的な人気を集めていることをご存じでしょうか。

第310回
円安を背景に訪日外国人が増え、絶好調のホテル業界。2020年の東京オリンピック開催も決まったことから、東京や大阪の都心部を中心に、新たなホテルの開業計画が次々と持ち上がっている。

第497回
政府は農林水産物の輸出額を2020年までに1兆円水準にする目標を定めている。日本の農産物をこれまで以上に輸出するためにはなにが重要なのか?そのヒントを求めて、北海道美瑛町を訪れた。この町のゆり根が台湾で人気だと聞いたからだ。

第303回
9月1日、損保ジャパンと日本興亜損害保険は合併し、損害保険会社単体としては日本最大となった。二宮雅也社長に、今後の方針を聞いた。

第176回
元祖低価格航空会社のスカイマークの資金繰りが不安視されている。多額の違約金負担を前に、無借金経営が裏目に出ている上に、リース債務という大きな難問も控えている。航空機メーカー、エアバスに発注した大型機の支払いをめぐり、経営不安が表面化した。

第170回
元祖低価格航空会社として独立を貫いてきたスカイマークだが、超大型機の納入を機につまずき、経営不安が表面化。救世主の登場が取り沙汰されているが視界は不明瞭だ。一部新聞で、今後の資金繰りに不安のあったスカイマークに対し、アジアの格安航空会社(LCC)のエアアジアが、経営支援の検討に入ったと報じられた。

第1033回
大手予備校・代々木ゼミナールを運営する学校法人高宮学園が27校のうち7割強に当たる20校を閉鎖することが明らかになった8月下旬、同校本部は人員削減を含む大リストラを前に静まり返るどころではなかった。

第298回
この4月から新しい中期経営計画が始まった日立建機。建機の開発は、かつて機械工学が中心だったが、近年は“施工の自動化”(ロボット化)に代表されるように電子工学の領域を取り込む必然性が増してきた。

第1078回
生命保険業界の一部でひそかに話題になっていることがある。それは、6月末で商品改定のために売り止めになったはずのAIG富士生命保険のがん保険「がんベスト・ゴールド」が、一部の販売代理店でのみ、継続販売されていることだ。

第175回
産業界でも類例がない“創業事業の切り離し”に踏み込んだ日立造船。現在は、環境エンジニアリング会社として再出発しているが、事業構造の改革では“秘策”を温めてもいる。

第6回
成長戦略の本丸は雇用分野の改革だ。その点「日本再興戦略」は、概ね妥当な基本的な課題認識を示したが、改革の本命ともいえる「正社員改革」については踏み込み不足。賃金抑制を狙う「賃金限定正社員」が増加する懸念がある。

第166回
タイの巨大財閥と資本を持ち合うビッグディールの合意にこぎ着けた伊藤忠商事。そのディールとは、傘下に約200社の企業を抱え、売上高は合計で4兆円を超えるタイ最大財閥のチャロン・ポカパングループとの資本提携だった。商社初となる異例の資本提携に懸ける狙いは何か。

第5回
「成長戦略」における地方再生への意識は高い。が、地方では、生産性の高い製造業が流出傾向にあるなか、それを過度な補助金や公共事業で無理につなぎ止めようとすると、逆に国全体の活力低下を招くことにつながりかねない。

第297回
三菱重工業や川崎重工業などと比べて、これまで“世界一”と胸を張れる製品を持っていなかったIHI。ところが、シェールガス・ブームによる追い風や円高の是正を受けて、業績は回復基調に戻り、独自の技術で世界一の座を狙える製品も出てきた。

第9回
規制改革会議の改革案は、農協の意向を無視できない自民党によって、骨抜きにされた。だが、もうひと波乱起こるかもしれない。今年の秋、米価暴落が待ち受けているからである。それは農協改革の千歳一隅のチャンスとなる。

第941回
関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の民営化に向け、新関西国際空港会社(新関空会社)は7月25日、運営権を民間に売却するコンセッション事業の実施方針を打ち出した。

第1027回
「出し切ったと思っていたのに……」。小用直後や、ゴルフのスイングをしたときなどに起きる軽度の失禁。いわゆる“尿漏れ”の悩みをひそかに抱える中高年男性は多い。50歳以上のシニア男性のうち、軽失禁を経験した人は、3人に1人に上る。

第4回
政府の規制改革実施計画で打ち出された「患者申出療養制度」。保険外併用療養費制度(いわゆる混合診療)の改革に対して、裕福な患者を優遇するとの声があるが、むしろ新制度は保険外診療を切実に望む非非富裕層にこそメリットは大きい。
