井手ゆきえ

医学ライター
医学ライター。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会正会員。証券、IT関連の業界紙編集記者を経て、なぜか医学、生命科学分野に魅せられ、ここを安住の地と定める。ナラティブ(物語)とサイエンスの融合をこころざし、2006年よりフリーランス。一般向けにネット媒体、週刊/月刊誌、そのほか医療者向け媒体にて執筆中。生命体の秩序だった静謐さにくらべ人間は埒もないと嘆息しつつ、ひまさえあれば、医学雑誌と時代小説に読み耽っている。
第52回
乳がんの薬が胃がんにも進行・再発患者に朗報分子標的薬─トラスツズマブ
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
昨年1月の欧州、10月の米国に続き今年3月、ようやく日本でも「トラスツズマブ(商品名ハーセプチン)」が「HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発胃がん」の治療薬として承認された。トラスツズマブはもともと乳がんの治療薬として開発された分子標的薬だ。
乳がんの薬が胃がんにも進行・再発患者に朗報分子標的薬─トラスツズマブ
第51回
認知症治療は飲むか、貼るか10年ぶりに新薬3剤が登場アルツハイマー型認知症治療薬
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
昨年末からアルツハイマー型認知症(略称AD)治療薬の3剤が相次いで承認を了承された。この領域では約10年ぶりのこと。夏頃にはようやく、世界標準の4製剤が使用できるようになるわけだ。
認知症治療は飲むか、貼るか10年ぶりに新薬3剤が登場アルツハイマー型認知症治療薬
第50回
地球横断手術も夢ではない実績を積み上げることが先決手術ロボット「ダ・ヴィンチ」【下】
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
もともと戦地で負傷した兵士を遠隔操作で治療する技術として開発されたロボット手術だが、医療用機器として認可された後もそれへの期待は高かった。 2001年には、実際に光ファイバーの海底ケーブルを通し米国‐フランス間で大陸間横断の胆嚢手術が行われている。
地球横断手術も夢ではない実績を積み上げることが先決手術ロボット「ダ・ヴィンチ」【下】
第49回
心臓手術も術後3日で退院身体に優しいロボット手術手術ロボット「ダ・ヴィンチ」【上】
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
国内で初めて手術ロボット「ダ・ヴィンチ」による心臓手術を行った渡邊剛・金沢大学医学部心肺総合外科教授(東京医科大学心臓外科教授を兼務)はある日、入院患者専用ラウンジの光景に目を見張った。
心臓手術も術後3日で退院身体に優しいロボット手術手術ロボット「ダ・ヴィンチ」【上】
第48回
Less Than Sixを目指せ!!高尿酸血症・痛風治療の鉄則
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
昨年、足の親指の激痛に襲われたCさん、42歳。整形外科で痛風と診断、消炎鎮痛剤が処方された。医師から運動して痩せるよう勧められた──。
Less Than Sixを目指せ!!高尿酸血症・痛風治療の鉄則
第47回
老眼の矯正とで一石二鳥!?白内障治療の先進医療
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
強い日差しやクルマのライトに目がくらむことが多くなったVさん、56歳。老眼も進み、仕事に支障が出始めたため、眼科を受診すると白内障と診断された──。
老眼の矯正とで一石二鳥!?白内障治療の先進医療
第46回
胃がんは除菌で予防ができる!?ヘリコバクター・ピロリ感染症
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
消化器内科で萎縮性胃炎と診断されたTさん、47歳。ヘリコバクター・ピロリ菌の感染もわかったので自費で除菌療法を受けることにした。じつは胃がん家系なのだ──。
胃がんは除菌で予防ができる!?ヘリコバクター・ピロリ感染症
第45回
この動悸は怖い? 怖くない?中高年男性と頻脈性不整脈
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
商談中に突然脈が速くなったSさん、54歳。一過性だったが、以来ちょっとした動悸も気に病んでしまう──。
この動悸は怖い? 怖くない?中高年男性と頻脈性不整脈
第44回
薬物よりも再発予防の効果あり認知行動療法とパニック障害
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
ある日、息苦しさと動悸に襲われ「死んでしまう」と恐慌を来したRさん、47歳。心臓外科での検査は異常なし。しかしその後も発作は続き、不安のあまり外出できなくなった──。
薬物よりも再発予防の効果あり認知行動療法とパニック障害
第43回
10代で発症し、長引くケースも“円形”脱毛症は即、皮膚科へ
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
小学5年生の娘の髪が突然抜け、円形脱毛症と診断されたQさん、45歳。とっさに「治るんでしょうか」という言葉が口をついた──。
10代で発症し、長引くケースも“円形”脱毛症は即、皮膚科へ
第42回
ステージIでも進行がん!?手術か化学放射線か──食道がん
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
昨年末、歌手の桑田佳祐さんが食道がんから見事に復帰した姿を目の当たりにしたPさん、56歳。同じ病気で闘病中だけに、自らを重ねずにはいられなかった──。
ステージIでも進行がん!?手術か化学放射線か──食道がん
第41回
中高年期に不意打ち発症!?リスクあれば検査を─HIV/AIDS
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
胆石手術の事前準備で血液検査を受けたOさん、56歳。術前に別室に呼ばれ、主治医からHIV(ヒト免疫不全ウイルス)陽性を告げられた。息が詰まり頭の中が真っ白になった──。
中高年期に不意打ち発症!?リスクあれば検査を─HIV/AIDS
第40回
ちょいメタ親父は骨がもろい!?メタボ型骨粗しょう症を防ぐ
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
骨折で入院した父親を見舞ったNさん、48歳。担当医から「お父さんは骨粗しょう症の治療が必要ですね」と言われ、驚いてしまった。女性の病気じゃないのか?
ちょいメタ親父は骨がもろい!?メタボ型骨粗しょう症を防ぐ
第39回
フケ症に悩んでいませんか?乾癬の最新治療
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
頑固なフケ症に悩んでいたMさん、45歳。いろいろ工夫をしてみたが、いっこうに治まらない。思春期の娘に強く言われて受診した皮膚科で「乾癬(かんせん)」と診断された──。
フケ症に悩んでいませんか?乾癬の最新治療
第38回
ステージ2でも治癒率は5割CT検査で早期発見を―肺がん
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
60歳を目前に肺がんが見つかったLさん。ステージ(病期)2でリンパ節にも転移があり、治る確率は五分五分、禁煙10年目のことだった──。
ステージ2でも治癒率は5割CT検査で早期発見を―肺がん
第37回
やせているけどメタボです!?メタボリックシンドロームの真実
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
男性85センチメートル、女性90センチメートル以上というへそ周りの寸法だけが一人歩きし「肥満=メタボリックシンドローム」と思われがちだが、腹囲だけにこだわると普通~小太り体型のメタボグループを見逃してしまう危険性が指摘されるようになった。
やせているけどメタボです!?メタボリックシンドロームの真実
第36回
往年のサッカー少年たちへ中高年期の膝前十字靱帯損傷
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
中高年の膝関節の痛みといえば変形性膝関節症が代表的だが最近はスポーツ性の外傷が増えてきた。アクティブなことはよいとして、やはり加齢に伴う変化には十分注意してほしい。
往年のサッカー少年たちへ中高年期の膝前十字靱帯損傷
第35回
自己触診で早期に発見を20~30代で発症する精巣がん
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
「右の精巣に腫瘍(がん)が認められます」。そう医師に告げられたとき、Iさんは耳を疑った。まだ32歳、がんになるような年齢ではない。しかもタマにがんだって?
自己触診で早期に発見を20~30代で発症する精巣がん
第34回
男性更年期? それともうつ症状? 不定愁訴と頚性神経筋症候群
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
最近は不定愁訴をひとくくりにできる「男性更年期」という名称が市民権を得てきた。しかし男性の場合ホルモンの低下だけに原因を求めるのは難しい。そこで注目されているのが「首コリ」病。正式には頚性神経筋症候群と呼ばれるものだ。
男性更年期? それともうつ症状? 不定愁訴と頚性神経筋症候群
第33回
現代人の涙は枯れ果てた!?モバイル情報社会とドライアイ
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
ドライアイは涙の量や質の異常により、目の角膜表面が障害される病気。最も多い「蒸散型」では、まばたきの減少や涙液成分の異常で角膜表面が乾燥し、「肌荒れ」状態になる。
現代人の涙は枯れ果てた!?モバイル情報社会とドライアイ
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