島本幸治

島本幸治

BNPパリバ証券東京支店投資調査本部長/チーフストラテジスト
しまもと・こうじ/1990年、東京大学卒業、日本興業銀行入社。調査部門で金利分析や経済予測を担当。2000年からBNPパリバ証券で投資調査本部長兼チーフストラテジストとして金融市場予測を担う。日本経済新聞社の債券アナリスト・エコノミスト人気調査の債券部門では06、08年に1位。金融庁の金融市場戦略チームや金融税制研究会、行政刷新会議の事業仕分けなどに参加。
第37回
「ジャパナイゼーション」の復活で世界に広がる信用収縮――高田創・みずほ総合研究所チーフエコノミスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
海外のメディアで急速に「Japanisation」(日本化現象)という概念が話題になった。頻度は、金融緩和への期待感が強まった昨年以上の状況だ。欧米経済は、本当に「日本化現象」をたどるのだろうか。何より、新内閣の政治手腕に注目が集まる。
「ジャパナイゼーション」の復活で世界に広がる信用収縮――高田創・みずほ総合研究所チーフエコノミスト
第36回
日本の新しいリーダーに期待すること――島本幸治・BNPパリバ証券東京支店 投資調査本部長/チーフストラテジスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
金融市場のパニックはようやく収まりつつあり、景気腰折れのリスクは限定的となっている。日本については、野田新総理の政策に注目が集まる。新内閣への期待で、9月末にかけて株価は上昇し、債券市場では利益確定売りが先行し易いだろう。
日本の新しいリーダーに期待すること――島本幸治・BNPパリバ証券東京支店 投資調査本部長/チーフストラテジスト
第35回
それでも景気の回復は続く――。前回の量的緩和は日銀と政府の共演だが、今後は?――森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 ディレクター/チーフエコノミスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
筆者の景気に対するメインシナリオは、「2012年4~6月期に向けて、巡航速度を超える回復が続く」というものだ。むろん、こうしたシナリオには多くの不確実性が伴うが、それでも景気の回復が続くと見る理由を、多角的に分析してみよう。
それでも景気の回復は続く――。前回の量的緩和は日銀と政府の共演だが、今後は?――森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 ディレクター/チーフエコノミスト
第34回
米国債格下げは「終わりの始まり」か金融緩和競争でドル凋落が加速するリスク――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
S&Pが米国債を格下げし、米国債は史上初めて最上位のAAAを喪失した。その波紋は予想以上に大きく、米国発の信用不安は世界の金融市場を揺るがしている。このままドルの凋落は止まらないのか。米国債格下げは「終わりの始まり」なのか。
米国債格下げは「終わりの始まり」か金融緩和競争でドル凋落が加速するリスク――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト
第33回
南極で氷を売り続けた日本の銀行7-9月期に運用計画修正を繰り返した15年――高田創・みずほ総合研究所チーフエコノミスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
日本の銀行は、毎年8月頃から下期に向けて年度当初の計画修正を行ない、有価証券運用に比重をかけることを繰り返してきた。それは南極で氷を売り続けたようなものだった。その背景を踏まえ、現在の銀行が置かれた運用環境を考えてみよう。
南極で氷を売り続けた日本の銀行7-9月期に運用計画修正を繰り返した15年――高田創・みずほ総合研究所チーフエコノミスト
第32回
米国の金融政策を左右する財政赤字削減策の行方世界経済を揺るがす「悪性インフレ」の台頭も――島本幸治・BNPパリバ証券東京支店 投資調査本部長/チーフストラテジスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
世界経済の中心である米国は、リーーマンショック後の景気回復と財政再建の二兎を追い、非正統的な金融緩和を続けた結果、深刻な「悪性インフレ」を台頭させることとなった。今後の焦点は、議論が紛糾している財政赤字問題の行方となる。
米国の金融政策を左右する財政赤字削減策の行方世界経済を揺るがす「悪性インフレ」の台頭も――島本幸治・BNPパリバ証券東京支店 投資調査本部長/チーフストラテジスト
第31回
懸念される「日本版エクソダス」(脱日本)政策・制度面に見る物価撹乱要因――森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 ディレクター/チーフエコノミスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
消費者物価指数(CPI)が前年比プラスに転じている。CPIの変動は、生活コストや社会保障制度に大きな影響を与えるため、無視できない要素だ。景気循環だけではなく、政策・制度面に目を配ると、無視できない「CPI撹乱要因」が目に付く。
懸念される「日本版エクソダス」(脱日本)政策・制度面に見る物価撹乱要因――森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 ディレクター/チーフエコノミスト
第30回
生き残っていく職業は何ですか?少子高齢化になって増える「技能職」――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト
熊野英生,森田京平,島本幸治,高田 創
「国勢調査」の詳細データを調べると、意外な働き方の素顔が見えてくる。少子高齢化が原因で、年々「技能職」の労働者数が増えていることだ。それは、役職と賃金の絞り込みという「ホワイトカラー冬の時代」を如実に物語っている。
生き残っていく職業は何ですか?少子高齢化になって増える「技能職」――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト
第29回
7-9月期は米国金融緩和期待の催促相場ただし、今年はオフサイド・トラップに留意も――高田創・みずほ総合研究所チーフエコノミスト
高田 創,熊野英生,島本幸治,森田京平
昨今の金利動向については、これまで「緊急避難的な金利低下」と議論してきた。しかし4-6月期を締めくくり、「緊急避難」を一時的とするに止まらず、低金利状況の長期化を改めて意識した面が強まっている。その背景には何があるのか。
7-9月期は米国金融緩和期待の催促相場ただし、今年はオフサイド・トラップに留意も――高田創・みずほ総合研究所チーフエコノミスト
第28回
世界経済を圧迫する「悪性インフレ」――島本幸治・BNPパリバ証券東京支店 投資調査本部長/チーフストラテジスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
東日本大震災後の日本をはじめ、今後各国の景気指標は徐々に持ち直すだろう。しかし懸念材料は、一次産品の需給逼迫が川上から川下へと波及する「悪性インフレ」の足音が、聞こえ始めていることだ。金融市場はどう動くだろうか。
世界経済を圧迫する「悪性インフレ」――島本幸治・BNPパリバ証券東京支店 投資調査本部長/チーフストラテジスト
第27回
ポスト3.11の住宅市場~震災の影響と3つの「2008年問題」――森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 ディレクター/チーフエコノミスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
東日本大震災以降、住宅投資は意外と底堅く推移している。今後も震災の影響を注視することは重要だが、他にも3つの「2008年問題」がじわじわと具体的に住宅市場に影響し始めたことも無視できない。3つの「2008年問題」を分析してみよう。
ポスト3.11の住宅市場~震災の影響と3つの「2008年問題」――森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 ディレクター/チーフエコノミスト
第26回
朽ちゆく住宅資産への警鐘~低下に転じている持家率の背景――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
サラリーマンの「マイホームへの夢」が崩れ去ろうとしている。持ち家率のピークアウトと空家率の増加が顕著になっているのだ。背景には、住宅資産がうまく活かされていない事情がある。これは、震災後の住宅政策にも関わってくる問題だ。
朽ちゆく住宅資産への警鐘~低下に転じている持家率の背景――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト
第25回
残存する「Japanisation」でグローバルに低金利が継続米国バランスシート調整は日本より早い――高田創・みずほ証券グローバル・リサーチ本部金融市場調査部長/チーフストラテジスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
米国のバランスシート調整の重さは、「Japanisation」(日本化現象)と呼ばれることがある。筆者が今年5月にニューヨークを訪問した際に行なった海外投資家との意見交換会では、「Japanisation」の症状が各所に残存することを確認した。
残存する「Japanisation」でグローバルに低金利が継続米国バランスシート調整は日本より早い――高田創・みずほ証券グローバル・リサーチ本部金融市場調査部長/チーフストラテジスト
第24回
壁に阻まれる債券市場~国債増発がもたらす転換点――島本幸治・BNPパリバ証券東京支店 投資調査本部長/チーフストラテジスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
各国の長期債利回りは軒並み節目とされる水準に低下し、攻防戦を続けた後、局所的に突破を始めた。債券市場の「壁」は破られる宿命にあるのか。日本で国債増発が検討されるなか、市場のターニング・ポイントを考えてみよう。
壁に阻まれる債券市場~国債増発がもたらす転換点――島本幸治・BNPパリバ証券東京支店 投資調査本部長/チーフストラテジスト
第23回
6つの視点で語るポスト3.11のエネルギー政策――森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 ディレクター/チーフエコノミスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
大震災後の課題として、最も重要なのがエネルギー政策だ。エネルギー源の可採埋蔵量と地理的分布、エネルギー源の地理的依存度、発電コスト、新エネルギーの開発、温暖化ガスの排出量、危機管理といった6つのポイントを検証しよう。
6つの視点で語るポスト3.11のエネルギー政策――森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 ディレクター/チーフエコノミスト
第22回
震災による日本の「貿易赤字転落」問題は、実際どのくらい深刻か――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
東日本大震災の影響により、日本の貿易収支は4月上中旬に赤字となった。4~6月を通じても赤字になる可能性が高い。「黒字が当たり前」と思われてきた日本の貿易収支が赤字に転落する影響は、実際どれくらい大きいのだろうか。
震災による日本の「貿易赤字転落」問題は、実際どのくらい深刻か――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト
第21回
内外の緊急避難モードでの金利低下の行方金融・財政政策での「リフレ政策」効果は後で――高田創・みずほ証券グローバル・リサーチ本部金融市場調査部長/チーフストラテジスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
東日本大震災以降の日本の債券市場は、再び金利リスクテイクへの投資集中に戻るバイアスが生じた。足もとでは金利先高観測が根強いものの、「緊急避難モード」における金利の行方を、今後どう見たらよいだろうか。
内外の緊急避難モードでの金利低下の行方金融・財政政策での「リフレ政策」効果は後で――高田創・みずほ証券グローバル・リサーチ本部金融市場調査部長/チーフストラテジスト
第20回
複雑系の世界経済~日本の地盤沈下と世界の適温経済~――島本幸治・BNPパリバ証券東京支店 投資調査本部長/チーフストラテジスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
足もとの世界経済は、複雑に入り組んでいる。日本、米国、ユーロ圏のそれぞれの先行きが世界経済全体に与える影響を見ると、景気の減速が景気の拡大を定着させているゴルディロックス(適温)経済を想起させる。
複雑系の世界経済~日本の地盤沈下と世界の適温経済~――島本幸治・BNPパリバ証券東京支店 投資調査本部長/チーフストラテジスト
第19回
日銀が始める新たな資金供給オペの課題金融は「量」だけでなく「質」にも注意――森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 チーフエコノミスト
森田京平,熊野英生,島本幸治,高田 創
今月6-7日、金融政策決定会合を終えた日銀は、景気判断を引き下げ、被災地に向けた新たな資金供給オペを実施することを決めた。今回の量的緩和においては、「量」よりもむしろ「質」のほうが重要となる。
日銀が始める新たな資金供給オペの課題金融は「量」だけでなく「質」にも注意――森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 チーフエコノミスト
第18回
「よい節電」と「まずい節電」――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 主席エコノミスト
島本幸治,高田 創,森田京平,熊野英生
この夏避けられない大規模な「節電」は、日本経済に大きな影響を与えると思われる。しかし一口に節電と言っても、「よい節電」と「悪い節電」がある。企業や家庭が合理的な節電を行なえば、今のピンチはむしろチャンスにもなる。
「よい節電」と「まずい節電」――熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 主席エコノミスト
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