木村政美

社会保険労務士

1963年生まれ。長崎県出身。専門学校卒業後、旅行会社・セミナー運営会社・生命保険会社・人材派遣会社勤務を経て、2003年行政書士・社労士・FP事務所「きむらオフィス」開業。2010年より独立行政法人労働者健康安全機構千葉産業保健総合支援センターにてメンタルヘルス対策促進員委嘱。職場内におけるメンタルヘルス及びハラスメント対策に関してこれまで数多くの企業のコンサルティング、研修講師を行う。
公式ホームページ:http://kimura-office.p-kit.com/

第23回
「退職金減額」に社員は泣き寝入りするしかないのか
木村政美
3月に出版社を定年退職するA部長は5年前から海釣りをはじめ、休日のたびに日本全国に出向くように。3年前、九州の離島に出かけた際、島の魅力にひかれ、A部長は定年後に離島への移住を決意めていた。そして定年間近の2月のある日、A部長がB社長から退職金の提示を受けるが……。
「退職金減額」に社員は泣き寝入りするしかないのか
第22回
「休ませるもんか!」インフル感染社員を酷使する劣悪企業の病理
木村政美
社員の給料は高いのに、人手不足で長時間労働が常態化する甲社。一番若いAも入社して半年ほどすると多忙になり、帰宅時に終電を逃すことが増えた。そのため、会社で寝泊まりするようになる。ところが1月下旬のある日、Aが体調不良で医者に行くと、診断の結果はインフルエンザだった。Aは会社に休む旨を連絡するものの、会社は出勤を強要させ…。
「休ませるもんか!」インフル感染社員を酷使する劣悪企業の病理
第21回
セクハラ女課長の猛アタックに辟易!イケメン社員の悲鳴は職場に届くか
木村政美
8月上旬、20代のイケメンBが中途入社した。直属上司となる女性課長は既婚だったが、自分好みの男性だったため恋心に火がつき猛アタック。Bは課長の上司のC部長に相談するが、軽くあしらわれてしまう。年が明けた営業部の新年会で、Bはついに課長から不倫関係を要求され…。
セクハラ女課長の猛アタックに辟易!イケメン社員の悲鳴は職場に届くか
第20回
副業でキャバ嬢したら取引先・上司バレ!女子社員に下された処分
木村政美
会社でバイトが禁止されているのに、給料に不満だったB子は、1年前から退社後にキャバクラで働き始めた。B子はある日、高級バッグの支払いで悩んでいたA子を誘って、一緒にキャバ嬢をするようになる。ところが12月、取引先の社長を接待するため、上司が決めた2次会のキャバクラへ行くと彼女たちが…。どんな処分が2人に下されたか?
副業でキャバ嬢したら取引先・上司バレ!女子社員に下された処分
第19回
飲み会誘っていない社長が登場!盗聴器で社員監視は許される?
木村政美
前任の部長が顧客を引き抜きいて独立したため、甲社の社長は社員を信じられなくなっていた。一方、社員の間では社長が盗聴器を設置、監視していると噂になる。ある日、誰もいないオフィスで部長と主任が飲み会の予定を決めたところ、当日、誘ってもいないはずの社長が飲み会に現れ……。
飲み会誘っていない社長が登場!盗聴器で社員監視は許される?
第18回
新入りをイビる主任と黙認する次長・部長、パワハラ管理職トリオの末路
木村政美
Aは念願かなって本社の企画部に配属されたが、上司のB主任から指示された仕事は雑務ばかり…。ある日、仕事のミスがきっかけで、主任がパワハラ攻撃を始める。Aはパワハラ相談窓口で人事部長に相談するが、その事情を知った次長、部長までがAに嫌がらせをするようになる。パワハラ上司トリオはその後どうなるか?
新入りをイビる主任と黙認する次長・部長、パワハラ管理職トリオの末路
第17回
社員旅行でヤンチャトリオが大暴れし浴場破損!賠償と処罰はどうなる?
木村政美
ある小型機械メーカーの工場長が全体集会で「10年ぶりに社員旅行を復活させる」と宣言。ところが旅行当日、20代のヤンチャトリオが大浴場を泡風呂にしたり、鏡を割ったりと大暴れ。これを知った旅館の支配人が激怒し、後日、請求書を送りつけてきた。工場長は緊急の管理職会議を開き、迷惑行為をした3人にどんな裁きを下すのか?
社員旅行でヤンチャトリオが大暴れし浴場破損!賠償と処罰はどうなる?
第16回
会社行事に強制参加で有給取り消し!?旅行のキャンセル料は誰が払うか
木村政美
物品販売会社の甲社は、ここ数年売り上げが急激に下がっていた。悪い状況を打開するため、社長はあるセミナーに参加。そこで講師の話を聞くうちに、社員全員で清掃を行うことを思いつく。ところが1ヵ月前に休みを申請していた社員から、「旅行を取り消せというならキャンセル料を支払え」と要求された。社長はどう対応すべきか?
会社行事に強制参加で有給取り消し!?旅行のキャンセル料は誰が払うか
第15回
「冷房の効きすぎで体調崩した」社員の労災申請は認められるか
木村政美
今年4月に中途採用で甲社に入社したA(女性)は乙事務所に配属された。自宅近くの会社で働ける彼女にとって、まさに「願ったりかなったり」の職場であった。ところが、会社に慣れた頃、彼女は予想外のことに悩まされ始める。それは…?
「冷房の効きすぎで体調崩した」社員の労災申請は認められるか
第14回
残業代激減で居酒屋バイトしたら上司バレ!副業でクビにできるか?
木村政美
Aが働いていた会社の総務課は、残業が多い部署。月に平均50時間、多い月では80時間を超えることもあった。ところが3ヵ月前、労基署から36協定違反で是正勧告されたため、業務の洗い出しを行った。その結果、残業時間の大幅カットに成功、多くの社員は喜んでいた。一方のAは残業代がもらえなくなったことで、不満が…。
残業代激減で居酒屋バイトしたら上司バレ!副業でクビにできるか?
第13回
「夏のボーナスはパンダの置物です」社長、そんなのアリですか?
木村政美
雑貨の企画・販売を手がけていた社長は、毎年の利益を確保するために2年前から100円ショップにも販路を広げていた。さらに売り上げを伸ばそうと、社長がパンダの置物を企画・販売したところ、不評で多額の損害を出してしまう。そのためボーナスが払えなくなる事態に。社長は賞与分をパンダの置物で代用しようとするのだが…。
「夏のボーナスはパンダの置物です」社長、そんなのアリですか?
第12回
部下に仕事を押し付けまくる課長を注意したら「パワハラ」になるか
木村政美
人事異動で本社勤務となった課長は、会議に必要な資料作成が得意ではない。そこで部下に作成をお願いする。会議を乗り切った課長は調子に乗り、やがて自分の仕事を部下に押し付けるようになる。ある日、部下からの報告で事態を知った部長は課長と対決するが「パワハラだ!」と課長に騒がれてしまう。部長はこの危機をどう乗り切るのか?
部下に仕事を押し付けまくる課長を注意したら「パワハラ」になるか
第11回
新人2人が喧嘩、同期内派閥まで…人事部はどうお灸を据えるのか
木村政美
4月から始まった1ヵ月間の新人研修。ロッカーへのいたずら書きがきっかけで、新人2人が喧嘩を始める。さらに派閥までできてしまい、雰囲気が悪化。その状況を打開しようと、研修担当の課長はどんな対策を講じるのか。今回は入社時期と重なり、新人に関するトラブル事例を紹介したい。
新人2人が喧嘩、同期内派閥まで…人事部はどうお灸を据えるのか
第10回
「ミス1回で給料5000円減額」2代目社長の俺ルールで組織が崩壊寸前に
木村政美
先代社長は創業時のメンバーだった専務とともに会社を築いてきたが、創業30年を節目に社長を息子に託す。ところが新社長は、社員のミスが多いことに気づいた。1回ミスした社員は5000円を給料から減額するルールを決め、社長は社員を監視し始めた。すると、社内の空気は悪化する。この現状に危機感を抱いた専務はどう打開するのか?
「ミス1回で給料5000円減額」2代目社長の俺ルールで組織が崩壊寸前に
第9回
上司をナメた若手3人が一斉に休職届、工場長はどう乗り切るのか
木村政美
おとなしい性格の若い上司とやんちゃな部下という組み合わせは、上司から見れば軽く見られ扱いにくいだろう。さらに仕事ができない上司なら、部下から不満が続出しやすくなる。今回は同じチームの若手3人がメンタルヘルス不調を口実に、休職届を出して現場は大混乱する。工場長はどんな方法で解決を試みるのか?
上司をナメた若手3人が一斉に休職届、工場長はどう乗り切るのか
第8回
上司との飲み会に残業代請求!若手との飲みニケーションはもう無理?
木村政美
若手とのコミュニケーション問題に悩みを抱えている上司が少なくない。状況を打開するため、上司が飲み会に誘っても断られることも多いようだ。とはいえ、上司と飲みに行きたい部下もいないわけではない。そこで今回は、上司との飲み会に何度も参加した若手の話を紹介する。飲み会参加の目的が、実は残業代目当てだったのだ…。
上司との飲み会に残業代請求!若手との飲みニケーションはもう無理?
第7回
ブラックバイトが警察沙汰に、「LINEでシフト調整」も一因
木村政美
人材が定着せず慢性的に人手不足となっている洋風居酒屋で、2年前から働いている学生のBがいた。Bを頼りにしている社長はやがて非番でもLINEで呼び出し、Bを働かせようとストーカー行為に走る。ある日、Bが休んだことに社長が激怒。社長がB宅に押し掛けて騒ぎを起こしたために、警察沙汰になる。社長はどうなるのか――?
ブラックバイトが警察沙汰に、「LINEでシフト調整」も一因
第6回
「俺が憲法だ!」クビ切り社長が食らった法律の手痛いしっぺ返し
木村政美
新人が治療による通院のため、社長から早退の許可を取った。ところが同僚が休み、治療をさぼって無断で同僚宅へ見舞いに行く。新人はそこで社長と鉢合わせになった。さて新人はどうなるのか――?
「俺が憲法だ!」クビ切り社長が食らった法律の手痛いしっぺ返し
第5回
ブラックバイトは下火に?学生はどこで労基法の知識を得ているか
木村政美
数年前から生徒や学生がアルバイトをするうえで、知っておいた方が良い働き方のルール等について、民間や厚労省が「出前授業」と称して教えるようになってきた。学生たちは出前授業で学んできた知識を活かし、バイト先で責任者に訴えるケースも出ている。そこで今回は実際に起こったバイトの賃金に関する事例を紹介したい。
ブラックバイトは下火に?学生はどこで労基法の知識を得ているか
第4回
「課長の思いつき」でムダ残業!部下疲弊も本社は座視する限界職場の悲惨
木村政美
パワハラ三昧だった前課長の他支社への異動に伴い、後任として本社から課長が赴任してきた。この課長がクセモノだった。課長の思いつき言動で部下の長時間労働が常態化し、疲れ果ててしまう。主任からの業務改善を求められた支社長は課長と激突する。課長はどんな処分が下されるのか?
「課長の思いつき」でムダ残業!部下疲弊も本社は座視する限界職場の悲惨
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