後藤謙次

後藤謙次

政治コラムニスト

1949年10月5日東京都生まれ。73年4月 に早稲田大学法学部卒業後、共同通信社入社。政治部長、論説副委員長兼編集委員、編集局長などを歴任した後、2007年10月に共同通信退社。その後、テレビのコメンテーターなどとして活躍、週刊ダイヤモンドで「永田町ライブ」を好評連載中

石破・森山の政権中枢が重視する、立民との水面下の「大連立構想」
後藤謙次
通常国会の召集が1月24日に迫る。会期は150日間。延長がなければ会期末は6月22日。首相の石破茂が置かれた少数与党という厳しい状況を考えると、会期末までに何が起きても不思議はない。
石破・森山の政権中枢が重視する、立民との水面下の「大連立構想」
自民党に燻る維新への乗り換え論、国民民主と両天秤は虻蜂取らず?
後藤謙次
2024年10月の衆院選の与党惨敗で少数与党政権に転落した首相、石破茂を巡っては「年内持つかどうか分からない」との臆測が消えなかったが、何とか年を越した。しかし、25年の新年を迎えても少数与党という厳しい現実は少しも変わらない。それでも石破の政権担当意欲は全く衰えるところがない。
自民党に燻る維新への乗り換え論、国民民主と両天秤は虻蜂取らず?
#9
衆院の解散はいつでもできる!石破政権が「弱いが故に強い」理由とは【永田町ライヴ特別版】
後藤謙次
2024年10月の大乱戦となった自民党総裁選で、高市早苗氏を劇的に破って誕生した石破政権。ところが同月の衆議院選挙に惨敗し、早くも猛烈な逆風にさらされている。「ダイヤモンド・オンライン」の人気連載「永田町ライヴ!」の特別版として、政治コラムニストの後藤謙次が、参議院選挙と東京都議会選挙が控える2025年の政局を読み解くと共に、「特別コラム」として、25年に結党70年の節目を迎える自民党の歴史を振り返る。
衆院の解散はいつでもできる!石破政権が「弱いが故に強い」理由とは【永田町ライヴ特別版】
韓国の次期大統領に最も近い、野党代表を日本政府が恐れる理由
後藤謙次
韓国大統領の尹錫悦が12月3日夜に発令した「非常戒厳(戒厳令)」を巡る大混乱で、来年1月の首相、石破茂の訪韓も取りやめとなった。尹の政治生命は事実上終わったとされ、外交戦略の練り直しを迫られるのは必至だ。
韓国の次期大統領に最も近い、野党代表を日本政府が恐れる理由
維新で再び起きたお家騒動の行方、石破と前原の「近さ」はどう影響?
後藤謙次
自公過半数割れの政界激変をもたらした衆院選の“戦後処理”がなお続く。与党では公明党で党首が交代した。自民党総裁の首相、石破茂も就任からまだ2カ月余。初心者マークの党首同士が、しかも少数与党でのかじ取りを担う。そして、野党側も混乱続きだ。
維新で再び起きたお家騒動の行方、石破と前原の「近さ」はどう影響?
自民党内の「権力構造」激変で、ささやかれる岸田再登板説の内実
後藤謙次
不安定な少数与党に立脚する首相、石破茂の悪戦苦闘が続く中で前首相、岸田文雄の言動がにわかに注目を集める。主要新聞もこぞって岸田の動向を取り上げた。
自民党内の「権力構造」激変で、ささやかれる岸田再登板説の内実
「石破降ろし」が起こらない裏で、政界全体が地殻変動に襲われる
後藤謙次
30年ぶりの少数与党という極めて脆弱な政権基盤の上に立つ首相、石破茂が奇妙な“安定”を手にしているかに見える。政界全体がすくみ合って身動きが取れない状況にあり、もちろん石破が完璧な安全地帯に身を置いているわけではない。
「石破降ろし」が起こらない裏で、政界全体が地殻変動に襲われる
主戦場の予算委員会で早くも発火、衆院解散を巡る与野党攻防の内幕
後藤謙次
11月11日に召集された特別国会の衆院本会議場の光景は、自公惨敗をくっきりと浮かび上がらせ、首相指名選挙も1度では決まらず決選投票に持ち込まれた。石破が第103代の首相に選出されが、今の石破政権は「剣の刃渡り」の状況にある。
主戦場の予算委員会で早くも発火、衆院解散を巡る与野党攻防の内幕
国民民主党とは期限付き部分連合、現実味を帯びる「衆参同日選挙」
後藤謙次
首相の石破茂の自民党総裁選挙辛勝で始まった「令和政変」は、衆院総選挙での自公大敗を経て少数与党政権という極めて不安定な政治状況を生んだ。波乱要因が内在しており、大乱世の到来は間違いない。
国民民主党とは期限付き部分連合、現実味を帯びる「衆参同日選挙」
自公連立の枠組み拡大する可能性、国民民主を引き込むキーマンとは
後藤謙次
自民党が狙った前例なきスピード選挙の思惑は完全に裏目に出た。政治資金パーティーを巡る裏金問題に対する有権者の反発は想定をはるかに超え、しかもその影響は連立政権を組む公明党にも及んだ。大手メディアが最終盤に実施した情勢調査に基づく記事の見出しが自公苦戦の状況を浮かび上がらせた。
自公連立の枠組み拡大する可能性、国民民主を引き込むキーマンとは
自民の過半数維持が焦点の衆院選、解散の裏に「陰の守護神」の剛腕
後藤謙次
第50回衆院選挙は15日公示された。石破茂(67)が首相に就任してからまだ半月。全てが異例の選挙戦が始まった。焦点は裏金問題の直撃を受けた自民党が過半数の233議席を維持できるか否か。石破が掲げた勝敗ラインは「与党で過半数」だが、選挙後の政変の可能性も否定できない。
自民の過半数維持が焦点の衆院選、解散の裏に「陰の守護神」の剛腕
石破人事に反主流派が宣戦布告、因縁の安倍派とは「最終戦争」へ
後藤謙次
「予算委員会を開こうと言ってくれる人が一人もいなかった」。第102代の首相に就任した石破茂は10月1日朝、臨時国会での首相指名選挙に臨む前、側近に苦しい胸の内を吐露した。そこには新しい日本のリーダーになるという高揚感はなく、自身が置かれた厳しい党内状況に対する危機感がにじんだ。
石破人事に反主流派が宣戦布告、因縁の安倍派とは「最終戦争」へ
自民は消去法、立民は返り咲き、火ぶた切る「政局動乱」の第2幕
後藤謙次
9月23日の立憲民主党の臨時党大会で代表に選出された元首相の野田佳彦は、早期の衆院総選挙を前提に臨戦態勢を宣言した。立民を追い掛けるように自民党の総裁選が展開され、政治は新しい局面に突入した。しかも前例のない与野党の第1党による「ダブル党首選」の結果、首相経験のある野党党首と首相経験のない自民党総裁が激突する初めての衆院選の構図が固まった。
自民は消去法、立民は返り咲き、火ぶた切る「政局動乱」の第2幕
自民党総裁選と総選挙が一体化、早期解散を推す岸田首相の筋書き
後藤謙次
9人の候補者が乱立した自民党総裁選は終盤を迎えたが、新総裁が誰になるのかが決まる前に衆院選の選挙日程が浮上するという異例の展開を示す。解散風が吹き荒れるきっかけを与えたのは総裁選に立候補した元環境相、小泉進次郎の9月6日の出馬会見だ。
自民党総裁選と総選挙が一体化、早期解散を推す岸田首相の筋書き
派閥色にじむ「派閥なき総裁選」、長老が“進次郎政権樹立”に腐心
後藤謙次
自民党と立憲民主党のダブル党首選が迫る。この党首選で決まる自民党総裁と立民代表が次の衆院選で雌雄を決することになる。総裁選は9月12日の告示を前に早くも「人気投票」の様相を強めている。
派閥色にじむ「派閥なき総裁選」、長老が“進次郎政権樹立”に腐心
直談判・思わぬ逆風・支援見限り…、派閥なき総裁選の知られざる内幕
後藤謙次
首相である岸田文雄の事実上の退陣表明によって号砲が鳴った自民党の総裁レースはあっという間に“定員オーバー”の状態になった。そのきっかけを与えたのが8月15日の閣僚懇談会後の岸田発言だった。
直談判・思わぬ逆風・支援見限り…、派閥なき総裁選の知られざる内幕
神経戦が佳境の自民党総裁選、岸田首相に残された“裏メニュー”
後藤謙次
パリ五輪の熱戦が続く中で、自民党総裁選も着実に動き始めた。しかもそれを主導したのは他ならぬ岸田だった。岸田は公の場で総裁選に触れることは一切なし。「当面の課題に全力」がその理由だが、どっこい着々と再選への布石を打ち始めた。
神経戦が佳境の自民党総裁選、岸田首相に残された“裏メニュー”
立民代表戦に「壊し屋小沢」が介入、維新は新旧代表に亀裂で野党混沌
後藤謙次
前広島県安芸高田市長の石丸伸二による「石丸旋風」が吹き荒れた東京都知事選挙。7月7日の投開票日から20日以上経つのに既成政党はなお終戦処理に追われている。
立民代表戦に「壊し屋小沢」が介入、維新は新旧代表に亀裂で野党混沌
「もしトラ」から「ほぼトラ」転換で、不透明感を増す自民総裁選の行方
後藤謙次
「この銃撃事件で“もしトラ”が“ほぼトラ”になったのではないか」(元外務省最高幹部)――。7月13日、共和党の集会で前米大統領のトランプが狙撃された。次期大統領へのトランプの返り咲きを巡って、「もしもトランプが勝ったら」と、侃々諤々の議論が続いていたが、その「もし」が事件によって「ほぼ」に状況が一変したというわけだ。
「もしトラ」から「ほぼトラ」転換で、不透明感を増す自民総裁選の行方
早すぎる幕開けとなった総裁選で、火花を散らす2人の首相経験者
後藤謙次
総裁選をにらんで麻生、菅の首相経験者2人が火花を散らす構図ができつつある。早過ぎる総裁選の幕開けに、自民党の元幹事長・二階俊博が言及した。二階発言に込められたメッセージとは?
早すぎる幕開けとなった総裁選で、火花を散らす2人の首相経験者
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