根本直樹
昭和の時代にはさまざまな分野にあった「師弟関係」だが、時代が変わり、今やその姿はほとんど見られなくなった。ところがそんな「師弟関係」を、今も大切に守り続けている世界がある。プロ棋士の世界がその一つだ。

日本は今、「階級社会」への道を突き進んでいる。中でも「中間階級」が崩壊し、どん底一歩手前の「マイルド貧困」とも呼べる新たな階級が生まれてきた。本業だけでは生活が苦しく、副業としてAVに出演している地方出身のOLたちを追った。

元デートクラブ嬢の中国人女性。38歳からデート嬢として働き始めた彼女は44歳で足を洗ったが、その後、念願だった「永住権」を手に入れ、今なお日本に住んでいる。そこには、さまざまな“裏技”があった。

元デートクラブ嬢の中国人女性は、かつて、売春という違法行為で大金を稼いだ。そんな彼女は今、小さな地方都市で元公務員の夫と2人で静かに暮らしている。そんな彼女の半生を追った。

元経済ヤクザで、今は投資家、作家として活躍する「猫組長」こと菅原潮氏。自ら海を渡り、国際金融の舞台で暴れ回ってきた経験を元に、国際金融で蠢く暴力団の実態と、修羅場を潜り抜けてきたからこそ辿り着いた“猫組長流投資の極意”を聞いた。

上海出身の有名歌手だった謝鳴は、すべてをかなぐり捨てて、一介の留学生として来日を果たす。しかし、日本での生活は過酷そのもので、必然的に歌舞伎町にたどり着く。そこで謝鳴は、「歌姫」となって生まれ変わった。

3年前、惜しまれつつ閉店した新宿歌舞伎町の中国クラブ『浪漫亭』。その店のママだった上海出身の謝鳴は、中国で100万枚のアルバムセールスを記録した有名歌手だった。彼女はなぜ中国での名声を捨て、日本に来たのか。

中国から日本にやってきて、歌舞伎町のキャッチからスタートした「歌舞伎町案内人」の李小牧は本を出版し大ヒット、人生が180度転換する。しかし、彼の夢はそれにとどまらなかった。なんと帰化して選挙に出たのだ。

中国から日本にやってきて、歌舞伎町でキャッチを始めた李小牧は、ポーカーゲームにはまって1000万円の借金を背負う。だが、ある青年との出会いによって人生は大転換。在日中国人から日本人になった李小牧の“ジェトコースター”人生を追う。

不法滞在まで合わせると、在日中国人は100万人超。彼らは、独自の社会を形成しているが、その実態は知られていない。そこで、歌舞伎町案内人からニッポン案内人へ、政治家を目指して“日本人”となった元中国人の、ジェットコースターのような人生をご紹介する。

特集「地下経済の深淵」第7回では、振り込め詐欺のビジネスモデルについて、現在、刑務所に服役中の元首謀者に独白してもらった。今回はその続編として、彼が振り込め詐欺に手を染め、逮捕に至るまでの経緯を語ってもらった。

一向に被害がなくならない「振り込め詐欺」。検挙されても末端ばかりで、容疑者グループの全貌はなかなかつかめない。そこで、DOL特集「地下経済の深淵」では、現在、服役中の振り込め詐欺事件の首謀者に取材、その全貌を独白してもらった。
