野村聖子
#10
「認知症に備え家族信託を利用」「孫と養子縁組」――。専門家への相談が多い生前贈与や相続、税務署対策で落とし穴にはまりがちな、やってはいけない十大事例とその回避策を解説する第2弾。ここでは相続を巡る四大トラブルの事例と解決法を指南する。

#9
「妻に自宅を生前贈与」「自宅を相場より安く子供に売った」――。相続には明確なルールがある。それを知らずに相続税の対策をすると痛い目に遭う。専門家への相談が多い、生前贈与を巡る四大トラブルの事例と解決法を紹介する。

今年に入り3月、7月とイーライリリーの糖尿病治療薬が相次いで出荷調整となり、医療現場が困惑している。当該の「マンジャロ」は、糖尿病薬としてではなく、最終の臨床試験で「20%超の体重減少」を示したことが注目されていたことから、「“やせ薬”として自由診療クリニックが買い占めているのではないか」とうわさされている。

塩野義よおまえもか──。製薬業界でリストラの嵐が止まらない。過去最高益を上げ、目下の経営課題だったパテントクリフ(特許の崖)も乗り越える見込みが立った今、なぜリストラに踏み切ったのか。

#1
退職募集や人員削減のニュースに事欠かない昨今の製薬業界。人材の流動化が増す業界において、今や最大の関心事は、次はどこが、いつリストラをするのかである。

#22
医学生は6年生の秋、翌年の春に医師としてデビューする病院の希望を提出する。彼らが最初のキャリアとして望む、人気の病院はどこか。最新版となる「2022年医師臨床研修マッチング中間発表」から、応募倍率が高かった「医学生に人気の病院ランキング」を作成した。

#20
医師として春にデビューする医学生は、その前の年の10月に最初のキャリアとなる病院の希望を提出する。彼らから敬遠される病院はどこか。最新版となる「2022年医師臨床研修マッチング結果」から、採用定員に満たず空席数の多い「医学生に不人気な病院ランキング」を作成した。

#18
若手医師の大学医局離れが進み、小説『白い巨塔』で描かれたような医局ヒエラルキーは崩壊、教授の権威も低下している。そんな中で新世代の教授は古い医局体制を見直し、仕事ぶりも収入源も先達のスタイルとは180度異なる。そんな新時代の教授像に迫る。

#16
入試は難関校ほど難しくないのに、難関校に引けを取らない医学部合格実績を持つ――そんな“お得”な学校はどこか。最新2023年度入試における国公立大学医学部合格者数ランキング上位200高校の中から31校を掘り出した。

#13
医師不足地域の処方箋として広がる医学部の「地域枠」。キャリアの制限はあれど、学費を安く抑えられるのが魅力だ。しかし、光の裏には影がある。一見簡単でお得な地域枠の知られざる裏事情に迫る。

#12
教授を頂点とした人事ヒエラルキー、それが大学医局を大学医局たらしめるゆえんだ。しかし今、「教授になりたい」という医師が減っている。教授の肩書で釣れる医師とは?若手にとって「勝ち組」とは?

#11
2004年に初期臨床研修制度が変わり、大学病院以外の就職先を選べるようになったことをきっかけに始まったといわれる大学医局の衰退。大学病院で働く若手・中堅医師4人が、診療科選び、給料、そして働き方改革の内実を語る。

#10
現役の時は他学部を選んだが、やはり医師への夢をあきらめきれない場合、「学士編入」と「再受験」という二つの選択肢がある。どちらが自分に向いているのか、どんな対策をすればいいのか。エキスパートが極意を伝授する。

#7
かつて病院の花形だったメジャー科には見向きもせず、「マイナー」「色物」とさげすまれた診療科に若手医師が殺到する。その背景にあるのが診療科における「ホワイト度」の格差だ。19診療科のホワイト度を5段階で評価すると、メジャー科三つが最低ランクとなった。

#8
武田薬品工業はシビアな人事を断行する成果主義。対して、第一三共はウエットで「花道ポスト」まで用意している。対照的なカルチャーを持つ国内製薬大手2社の人事制度と現状の明暗に迫る。

業界関係者の間で「次は外国人」との見立てもあったアステラス製薬の新社長に、前任の安川健司氏と前身の旧山之内製薬で同期入社だった岡村直樹氏が就任した。一見平和なトップ交代とは裏腹に、副社長に就任予定だった人物の突然の退職、中国での社員拘束などさまざまな波乱に見舞われている岡村社長を直撃した。

#28
中国地方の2大経済圏である岡山・広島、そして九州の雄・福岡。「公立高校王国」ながら私立の名門校も数多い、西日本の3都市における中高一貫校中学受験最新事情を分析する。

#25
恵泉女学園大学の学生募集停止など、没落著しい名門女子大を尻目に、首都圏では伝統女子中高一貫校の人気が急騰している。中でも1903年開校の山脇学園は5年で受験者数が2倍以上に増加。女子校人気の背景を追った。

第一三共とアステラス製薬の製薬大手2社で4月、トップが交代した。アステラス製薬の次期社長は外国人になるという予想もあったが、ふたを開ければ“捲土(けんど)重来”。生え抜き同期へのバトンタッチに、「お仲間人事」の評も。その裏事情と次の社長レースに迫る。

#14
「SAPIXの中央値はMARCH」――。年末年始にかけて、作家・藤沢数希氏の新刊内のツイートがSNSで大きな反響を呼んだ。中学受験のコスパは低いのか?「冷静に考えれば当たり前の話」と一笑に付す、藤沢氏を直撃した。
