野村聖子
#28
複数の大学に合格した受験生は当然、その中から一つを選んで進学する。薬学部を志望する受験生においてもしかりだ。では、入学辞退者の割合が多い、つまり合格者から選ばれない大学はどこか。2023年度入試における全国79薬学部の「入学率」ワーストランキングを作成した。

#27
私立大学の薬学部では、合格の見込みのない学生に薬剤師の国家試験を受験させないことで全体の合格率を上げる手口が横行しており、大学が公表する合格率は必ずしも実態を反映していない。留年者などを含めない大学在学6年での合格率こそ薬学部の真の実力だ。そこで、全74薬学部の「2017年入学者における6年間での薬剤師国家試験合格率」ワーストランキングを公開する。

#26
留年や退学をせず、どれだけの学生が薬学部入学後6年で卒業できたかを示す「卒業率」。この卒業率の低さを国は問題視しており、文部科学省は毎年公表している。そこで全74薬学部の「在学6年間での卒業率」ワーストランキングを公開する。1、2位を同じ経営母体の薬科大学が独占した。

#25
薬学部は2006年の6年制導入以降、全国の大学で新設・定員増が繰り返されてきた。しかし、かつて10万人を超えていた薬学部の志願者数は減少の一途。薬学部の学生離れが著しい大学はどこなのか。22年度入試と23年度入試における全国79薬学部の「入学定員充足率悪化度」ワーストランキングを公開する。

#24
無尽蔵に薬学部を新設してきた結果、全国で「定員割れ」の薬学部が続出している。入学者数が募集定員に満たない、すなわち学生から選ばれない不人気な大学は?2023年度入試における全国79薬学部の「入学定員充足率」ワーストランキングを公開する。

#23
「薬剤師国家試験合格率○%」――。学生集めのために薬学部は国試合格率を宣伝文句にうたうが、これだけでは薬学部の質は分からない。国試を受けずに退学してしまう学生もいるからだ。全国74薬学部について、2017年入学者の23年5月時点における「退学率ワーストランキング」を作成した。

#22
定員割れで学生の質が下がり、卒業率や薬剤師国家試験合格率が低迷、さらに受験生から敬遠される。悪循環から抜け出せない淘汰リスクの高い薬学部は?2021年から23年までの3年間の各指標を基に、全国57私立薬学部の「淘汰危険度ランキング」を作成した。

今年過去最高のペースで実施される企業MBO。大衆薬最大手の大正製薬ホールディングスが国内最大規模の約7100億円を投じ、株式市場に背を向け独裁に回帰する背景には、先祖の教えがあった。

#15
「高校→大学」という一般的なレールの複線として制度化された高専(高等専門学校)。今回、全国の国立高専における旧7帝大と東工業大への進学者数ランキングを作成。高い就職率もさることながら、難関国立大学理系学部進学の穴場と呼ばれるに足る、隠れた実力を明らかにした。

#13
理系進学を考えるなら、総合大学だけでなく理系に特化した大学も有力な選択肢だ。そこで東京農工大学、電気通信大学、東京海洋大学、名古屋工業大学の国立大学4校のほか、東京農業大学、東京4理工と呼ばれる私立理系大学(芝浦工業大学、東京電機大学、東京都市大学、工学院大学)、豊田工業大学の全国高校別合格者数ランキングを作成。名門理系大学に強いベスト100校を明らかにした。

#12
難関私立大学の理系学部に強い高校はどこか。早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の理系学部と東京理科大学の合格者数ランキング上位100校を大公開する。

#11
日本の理系エリートが生まれる大学に多くの生徒を送り込んでいる高校はどこか。大学通信の協力を得て、今年春の2023年入試における全国高校の、旧7帝国大学理系学部と東京工業大学の現役合格者数ランキングを作成。その上位200校を大公開する。

#10
中学受験の専門家たちは「難関校ほど大学の理系進学率が高い傾向がある」と口を揃える。しかし、難関校の中でも“ある共通点”を持つ学校だけは例外だという。そこで、入試は易しいのに理系進学率が高い“お得な”学校、一方で入るのは難しいにもかかわらず理系進学率が低い、いうなれば「理系コスパの悪い」中高一貫校のランキングを作成した。

#7
「うちの子、頭はいいんだけど…」陰キャの高学歴エリートが幸せになれる理系就職のススメ
対人コミュニケーションに不安があっても、学力さえあれば大学までは上り詰めることができる。しかし、就職となると話は別。人付き合いが苦手な“陰キャ”の高学歴エリートが、日本の企業で能力を発揮できる環境、満足な待遇を手に入れるには?

#3
リストラに勤しむ製薬各社が次に手を付けているのが、格差の大きい世界標準の人事評価制度と待遇への移行。今回、アステラス製薬関係者への取材により、同社が22年から導入した世界標準の待遇と社内格差を公開。40代で年収が倍増し3500万円前後になった例もある一方で今後幹部ポストは激減。中堅社員たちを襲う同世代格差の非情を詳報する。

この4月に登場した糖尿病治療の新薬「マンジャロ」による20%の体重減少効果が思わぬ波紋を広げている。今年に入り糖尿病薬の出荷調整が相次いでいるのだ。

国内製薬大手のリストラが相次いでいる。製薬OBのセカンドキャリア支援への関心が高まる中、武田薬品工業のOB組織が異業種進出を目指して、富士通の元幹部らが立ち上げたIT支援業への参画に挑戦中だ。

#15
遺産にまつわる家族間の諍いを未然に防ぐには、遺言書を書くのが一番だ。しかし、遺言書も万能ではなく、内容によっては効力を発揮できないほか、逆に争族を引き起こす可能性もある。失敗しないための遺言書の「正しい」書き方のポイントとは?

#12
相続税「追徴課税」は平均886万円!相続&生前贈与の落とし穴の対策は?
いまや、相続税対策は当たり前。しかし正しい知識がなければ、いくら策を弄してもまったく節税にならないばかりか、損害を被ることもある。

#11
「親の口座から葬式代」――。専門家への相談が多い生前贈与や相続、税務署対策で落とし穴にはまりがちな、やってはいけない十大事例とその回避策を解説する第3弾。うかつに手を付けると損をしてしまう、税務署対策を巡る二大トラブルの事例と解決法をお届けする。
