2019.9.24
公的年金の「100年安心」は崩壊寸前、現状では所得代替率50%維持は困難
前回の2014年の際の6月初めより、2ヵ月余り遅い8月末にようやく公的年金の財政検証が発表された。今回示された六つのケースのうち、現実的といえるのは経済前提の水準で見て下から二つ目まで。そこで明らかになったのは、現実的な経済前提では、「…
編集委員
たけだ・たかひろ/早稲田大学卒業後、1987年に日本経済新聞社に入社。89年にダイヤモンド社に入社、週刊ダイヤモンド記者に。証券・損保・ノンバンク、自動車、マクロ経済・マーケットを担当。10年より副編集長。現任のマクロ経済・マーケット担当は通算20年を超える。リーマンショック時は、欧米金融機関の損失発生の構造分析に注力。主な担当特集は「倒産危険度ランキング」、「この会社の正しい株価」など。趣味はスポーツ観戦。日本証券アナリスト協会検定会員、国際公認投資アナリスト
2019.9.24
前回の2014年の際の6月初めより、2ヵ月余り遅い8月末にようやく公的年金の財政検証が発表された。今回示された六つのケースのうち、現実的といえるのは経済前提の水準で見て下から二つ目まで。そこで明らかになったのは、現実的な経済前提では、「…
2019.9.19
企業の決算情報の分析や予測を四半期ごとに、いち早く伝えていく「ダイヤモンド 決算報」。前回の2回目では、「3年後(3期先)の割安株ランキング〈完全版〉」を公開した。今回は、「3年後(3期先)に伸びる企業ランキング」の完全版をお届けする。…
2019.9.19
企業の決算情報の分析や予測を四半期ごとに、いち早く伝えていく「ダイヤモンド 決算報」。前回の2回目では、「3年後(3期先)の割安株ランキング〈完全版〉」を公開した。今回は、「3年後(3期先)に伸びる企業ランキング」の完全版をお届けする。…
2019.9.18
企業の決算情報の分析や予測を四半期ごとに、いち早く伝えていく「ダイヤモンド 決算報」。前回の第1回目は、3年後に伸びる企業ベスト30、3年後の割安株ベスト30を公開した。今回は、その完全版をお届けする。まずは、最新決算を基に証券アナリスト…
2019.9.18
企業の決算情報の分析や予測を四半期ごとに、いち早く伝えていく「ダイヤモンド 決算報」。前回の第1回目は、3年後に伸びる企業ベスト30、3年後の割安株ベスト30を公開した。今回は、その完全版をお届けする。まずは、最新決算を基に証券アナリスト…
2019.9.5
米国の対中関税引き上げ第4弾に対して中国が報復措置を発表すれば、トランプ米大統領はすかさず関税引き上げ幅の上乗せで対抗。報復合戦に終わりは見えないが、これまでと様相が変わってきた点がある。それは、米国経済への負の影響が大きくなって…
2019.8.30
新連載開始!「ダイヤモンド 決算報」では、企業の決算情報の分析や予測を四半期ごとに、いち早く伝えていく。第1回は、最新決算を基に証券アナリストの予測を集計し、3年後に伸びる企業ベスト30を公開。
2019.8.21
7月以降、先進国、新興国の中央銀行が相次いで政策金利を引き下げた。米中貿易摩擦の見通しが不透明な中、世界経済の減速が見込まれるからだ。
2019.8.13
トランプ米大統領の9月1日からの対中輸入品3000億ドル分への10%の制裁関税表明で金融市場は動揺した。米国自身へのダメージも今回は無視できないものになるが、米中両国とも金融・財政政策で経済を支え、失速は回避されそうだ。それゆえ、両国のチ…
2019.7.30
米中貿易摩擦の長期化は中国経済の成長率低下圧力だ。成長率目標達成のために、貿易摩擦激化によるダメージを補うべく、中国政府が金融・財政政策を講じることで、公的部門、民間部門の債務が増大する。その姿が、生産年齢人口減少による経済成長の…
2019.7.19
マクロ経済スライドを適用して年金給付を抑制しない限り、年金制度の維持は難しい。しかし給付抑制が始まると、「ねんきん定期便」に掲載されている受け取り見込額より将来の実質受け取り額は減少する。それを前提に老後設計すべきである。
2019.7.1
英首相の後任となる英国の保守党の党首選は、得票が下位の立候補者を振り落とす投票を繰り返し、最終的にボリス・ジョンソン前外相とジェレミー・ハント外相の一騎打ちとなった。新首相がジョンソン氏、ハント氏どちらになってもブレグジットを巡っ…
2019.6.13
激化する米中貿易摩擦。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は悪影響を懸念し、利下げへの金融政策変更をほのめかした。ただ、変更を好感し、株価が上昇したことでさらなる摩擦激化を招く可能性もある。
2019.5.22
2019年1~3月期の実質GDPは前期比0.5%増と、大方の予想を上回り、景気動向指数で示された景気悪化の判断と食い違う結果となった。中国などアジアへの輸出減少の影響が大きい製造業の占める比率の差が結果の差の主因である。ただ、先行きは安心でき…
2019.5.16
米国は中国からの輸入品2000億ドル分の関税を引き上げた。中国は直ちに報復として関税引き上げを発表、米国は中国からの残りの輸入品全ての関税引き上げも示唆し、関税戦争はエスカレートする一方である。ハイテク覇権を争う両国に歩み寄る余地は小…
2019.5.9
トランプ大統領のツイートが市場を大きく動揺させた。延期していた対中関税引き上げの唐突な表明で、主要国の株価は大きく下落した。中国からの輸入品全額への25%関税も示唆している。関税での全面対決となった場合、最も深刻な影響を受けるのは中…
2019.4.27
日本銀行が「少なくとも2020年春頃まで」と、超低利政策を維持する時期を明確化した。しかし市場は無視したかのように無反応。日銀自身の「手詰まり感」」を”明確”にしただけだった。
2019.4.13
再延期の意味は目先の合意なき離脱をとりあえず回避したことだけにすぎません。結論をだせない英国議会の混迷状態に何ら変化はありません。合意なき離脱の可能性はむしろ高まっていくでしょう。
2019.4.8
英国のEU(欧州連合)離脱をめぐり、追い込まれていたメイ首相がついに方針転換をした。それまで、かたくなになり、単一市場や関税同盟に残らないとしてきた離脱方針の修正に応じる姿勢を見せた。
2019.4.4
気温がマイナス20度の状況で、外出する場合、通常の服装でもある程度の時間は耐えられるだろう。一方、マイナス20度の液体に漬かっていたら、あっという間に体温を奪われて耐えられないどころか命を落としてしまうだろう。
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