画像:キービジュアル#9
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文部科学省が私立大学に求めた定員厳格化は、大都市圏に住む受験生の大都市圏の大学への入学比率を減らし、地方大学への入学比率を増やそうとする地方創生の観点から打ち出された。その結果、何が起こったか。特集『AO・推薦入試必勝法&21年入試研究』の最終回となる#9では、不合理な定員厳格化の顛末を明らかにする。(ダイヤモンド編集部編集委員 竹田孝洋)

「週刊ダイヤモンド」2020年3月14日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。AO・推薦入試は2021年度から総合型選抜・学校推薦型選抜に名称変更

「A判定不合格」で泣く受験生続出!
不合理な定員厳格化の顛末

「A判定の大学に不合格になった」。2016年度の入試以降、受験生からこうした悲鳴が数多く上がった。それは、文部科学省が私立大学に求めた定員の厳格化のため。もともと私立大学は入学者数を定員の一定倍率に収めないと、私立大学等経常補助金が交付されなかったのだが、その基準を16年度以降厳しくしていったのだ。