
2024.5.15
石橋湛山、元首相にして競合誌の社長が「ダイヤモンド」誌上で唱えた“私見”
「ダイヤモンド」には1957年6月11日号から70年3月23日号までの約13年間、「私見」と題したコラムが掲載されていた。「財界、政界、学界の長老が警世的意見を掲載する」というもので、当時のそうそうたる面々が登場していた。執筆陣の中に石橋湛山(…
ダイヤモンド編集部論説委員
ふかさわ・けん/広島県出身。1989年ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」でソフトウェア、流通・小売り、通信・IT業界などの 担当記者を経て、2002年10月より副編集長。16年4月よりダイヤモンド・オンライン(DOL)編集長。17年4月よりDOL編集長との兼任で週刊ダイヤモンド編集長。19年4月よりデジタルメディア開発部長兼ダイヤモンド論説委員。2022年2月~24年2月まで株式会社TBMに転じた後、24年4月より週刊ダイヤモンド事業室編集委員。著書に「そごう 壊れた百貨店」「沸騰する中国」(いずれもダイヤモンド社刊・共著)など。趣味はマラソン。
2024.5.15
「ダイヤモンド」には1957年6月11日号から70年3月23日号までの約13年間、「私見」と題したコラムが掲載されていた。「財界、政界、学界の長老が警世的意見を掲載する」というもので、当時のそうそうたる面々が登場していた。執筆陣の中に石橋湛山(…
2024.5.3
「ダイヤモンド」1967年11月27日号の特集「明治100年・日本経済史への証言」に、“帝人事件の立役者”とされた永野護(1890年9月5日~1970年1月3日)の寄稿が掲載されている。特集タイトルにあるように、1967年は明治元年(1868年)からちょうど100…
2024.5.3
大人気のNHK連続テレビ小説「虎に翼」は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子の半生を描いたオリジナルストーリーだが、登場人物やドラマ中で起こる出来事は史実に基づいているものが多い。第5週「朝雨は女の腕まくり?」では、ヒロインである猪爪寅子の…
2024.4.17
中山素平(1906年3月5日~2005年11月19日)は日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)頭取として、数多くの企業救済や再編劇に関わり、戦後復興と高度成長期の日本の経済界をけん引した人物だ。経済界の危機に迅速果敢に姿を現し、問題を解…
2024.4.3
今回は、「ダイヤモンド」1953年3月21日号に掲載された大映社長、永田雅一の談話記事だ。永田については本連載の『大映社長にプロ野球オーナー、永田雅一の映画、野球、競馬放談』でも紹介している。本業の映画のプロデュースでは、黒澤明監督の「…
2024.3.20
1917年に設立された理化学研究所の3代目所長である大河内正敏は、学術研究を産業の基盤にすることを目的に、研究成果ごとに会社を設立し、「理研コンツェルン」と呼ばれる企業群を形成していった。ピーク時には63社、工場数は121に達した。その一つ…
2024.3.6
工作機械用NC(数値制御)装置や産業用ロボットなどで世界一のシェアを持つファナックは、1972年に富士通の計算制御部門が分離独立した会社だ。富士通時代から機械技術者としてNC技術の開発に携わり、独立時には専務取締役だった稲葉清右衛門(1925…
2024.2.21
1979年に日米逆転の可能性を描き、世界的なベストセラーとなった『ジャパン・アズ・ナンバーワン』(阪急コミュニケーションズ刊)。その著者のエズラ・ヴォーゲル(1930年7月11日~2020年12月20日)が、「週刊ダイヤモンド」2006年11月11日号で、…
2024.2.7
「週刊ダイヤモンド」2004年9月11日号で「知られざる巨大財閥ロッテの全貌」という特集が組まれた。ロッテグループの創業者、重光武雄(1921年11月3日[戸籍上は1922年10月4日]~2020年1月19日、韓国名:辛格浩=シン・キョクホ)のインタビューが…
2024.1.24
バブル崩壊を機に、住専7社の債権10兆7000億円のうち約6兆8000億円が、回収不能と目される不良債権となった。それらの不良債権は住宅金融債権管理機構(現整理回収機構)に移管され、15年をかけて回収することになった。そして住管機構の社長に就い…
2024.1.10
今回は「週刊ダイヤモンド」1987年4月18日号に掲載された、野村證券会長の田淵節也(1923年10月25日~2008年6月26日)のインタビューだ。「ザ・経営者」と題された連載シリーズで、聞き手は精神科医にしてノンフィクション作家の野田正彰である。
2023.12.27
今回は、「週刊ダイヤモンド」1977年1月8日号に掲載された、松下電器産業(現パナソニック ホールディングス)の創業者、松下幸之助(1894年11月27日~1989年4月27日)の新春特別インタビューだ。
2023.12.13
1946年5月、戦後の焼け野原から生まれた東京通信工業(現ソニーグループ)を、グローバル企業へと育て上げた盛田昭夫(1921年1月26日~99年10月3日)。その国際感覚は、53年に3カ月にわたって米国やヨーロッパを歴訪した経験が大きなきっかけとなっ…
2023.11.29
1912年にシャープを創業した早川徳次の言葉に「人にまねされる商品を作れ」というものがある。他社がまねをするということは、消費者のニーズが高いことの証左であり、それを他社に先駆けて開発し、量産することが勝利の法則ということだろう。実際…
2023.11.15
「経済学の巨人」と称されるジョン・K・ガルブレイスは、米ウォール街の過熱ぶりについて警告を発し続けていた。マネーゲームの行き過ぎ、M&Aブーム ジャンクボンド(くず債権)外国資金の大量流入など、ぬぐい切れない不安が米国経済に根差してい…
2023.11.1
保守系の評論家として知られる山本七平(1921年12月18日~91年12月10日)は、56年に聖書学を専門とする山本書店を創業。70年に『日本人とユダヤ人』(イザヤ・ベンダサン著・山本訳)という、ユダヤ人との対比による独自の日本人論を出版すると、こ…
2023.10.18
1971年、小倉昌男(1924年12月13日~2005年6月30日)は、父である小倉康臣が創業したヤマト運輸の2代目社長に就任した。ところが、間もなく訪れたオイルショックとガソリン価格の高騰で業績が低迷。そこで76年、小倉が乗り出した新規事業が個人向け…
2023.10.4
1918年3月、大阪で創業した松下電気器具製作所(現パナソニック)の創業メンバーは松下幸之助、幸之助の妻・むめの、その弟・井植歳男の3人だった。その後、むめのは歳男の下の弟2人や妹の夫らも呼び寄せ、家族を挙げて松下家とその経営を支えた。…
2023.9.20
「週刊ダイヤモンド」1986年5月24日号に掲載された、サントリー(現サントリーホールディングス)社長の佐治敬三(1919年11月1日~1999年11月3日)と東京急行電鉄(現東急)社長の五島昇(1916年8月21日~1989年3月20日)による「今こそ世界のリー…
2023.9.6
今回は、「ダイヤモンド」1964年1月6日号に掲載された八幡製鐵(現日本製鉄)社長の稲山嘉寛(1904年1月2日~87年10月9日)のインタビューだ。稲山は「競争より協調路線」のスタンスを貫き、「ミスター・カルテル」の異名を取ったほどの人物である…
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