深澤 献
「団塊の世代」の名付け親である堺屋太一が、団塊世代の定年退職ラッシュを控えた2005年の「週刊ダイヤモンド」で、高齢労働者の活用と日本経済の活性化についてインタビューに応えている。

1977年1月に田坂輝敬前社長の急逝に伴い、巨大企業の新日鉄(現日本製鉄)社長に就任したばかりの斎藤英四郎が、迅速・的確な経営判断を行うための上意下達、下意上達の組織づくりについて語っている。

1951年6月5日発行のダイヤモンド臨時別冊「財界人物戰前・戰後」に、財界二世鼎談と題された記事がある。出席しているのは藤山愛一郎(日東化学工業社長:1897年5月22日~1985年2月22日)、森曉(日本冶金工業社長:1907年6月19日~1982年2月12日)、諸井貫一(秩父セメント社長:1896年1月11日~1968年5月21日)の3人である。いずれも、明治期から鳴らした実業家を父に持つ2世経営者たちだ。

今回は「週刊ダイヤモンド」2000年1月1日・8日合併号に掲載された、川喜田二郎(1920年5月11日~2009年7月8日)と小松左京(1931年1月28日~2011年7月26日)の対談を紹介する。20世紀最後の年に、来る21世紀がどんな時代になるかを語ったものだ。川喜田は文化人類学や民族地理学の第一人者で、情報整理法である「KJ法」の生みの親でもある。小松は1962年のデビュー以来、『復活の日』『日本沈没』など広範な知識に基づく作品を数多く生み、SF界をリードしたSF作家である。

29歳で日本警備保障(現セコム)を創業した飯田亮は、東京オリンピックで選手村などの警備を一手に担い、日本初の民間警備保障会社として、いきなり業界のリーダーとなった。しかし、創業3年目にして、会社の死を予感したという。その理由とは。

1996年から2005年までの10年間、ソニー(現ソニーグループ)の経営トップを務めた出井伸之の評価はソニーをAV企業からIT企業へと変貌させた前半と、ソニーショックを引き起こした後半で大きく分かれる。社長就任から2年になろうとする97年のインタビューを紹介する。

#53
2025年は戦後80年目に当たるのと同時に、昭和元年から数えると昭和100年となる。この間を通じて、日本の企業社会はどのような変化を遂げてきたのか。「ダイヤモンド」の記事と共にひもといていく。

「元祖学生ベンチャー起業家」として知られる堀場製作所の堀場雅夫が、楽天(97年創業)、サイバーエージェント(98年創業)、ディー・エヌ・エー(99年創業)といったITベンチャーが続々と誕生した第3次ベンチャーブーム当時、日本社会のベンチャー育成環境について持論を語っている。

新型コロナによる“7割経済”、「脱炭素」という踏み絵、物流危機への備え、半導体と電池の地政学的争奪戦【ダイヤモンド111周年~平成後期-令和 4】
1913年に(大正2)に創刊した「ダイヤモンド」は、2024年に111周年を迎えた。そこで、大正~令和の日本経済を映し出す1年1本の厳選記事と、その解説で激動の日本経済史をたどる「111年111本」企画をお届けする。最終回となる第23回は令和に入った2020~23年までの4年間だ。

「船成り金」として有名な内田信也(1880年12月6日~1971年1月7日)。第1次世界大戦の勃発時、船舶需要の高まりを予見して三井物産を辞めて、自ら海運会社を始めると、たちどころに大金持ちとなった。とにかくカネが有り余り、派手なカネの使い方に関してはさまざまな逸話が残っている。

マイナス金利という奇策、ブラック企業と働き方改革、堕ちた日産のカリスマ、「サブスク元年」で変わるビジネス【ダイヤモンド111周年~平成後期-令和 3】
1913年に(大正2)に創刊した「ダイヤモンド」は、2024年に111周年を迎えた。そこで、大正~令和の日本経済を映し出す1年1本の厳選記事と、その解説で激動の日本経済史をたどる「111年111本」企画をお届けする。第22回は平成後期、2016~19年までの4年間だ。

ものづくり日本を支配するアップル経済圏、日銀の異次元緩和、自治体消滅・人口減少ショック、東芝不正会計【ダイヤモンド111周年~平成後期-令和 2】
1913年に(大正2)に創刊した「ダイヤモンド」は、2024年に111周年を迎えた。そこで、大正~令和の日本経済を映し出す1年1本の厳選記事と、その解説で激動の日本経済史をたどる「111年111本」企画をお届けする。第21回は平成後期、2012~15年までの4年間だ。

清水雅(1901年2月12日~1994年12月24日)は、阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)の創業者である小林一三の下で、阪急の大番頭と呼ばれた人物。阪急電鉄から分社独立した阪急百貨店で初代社長を務めた。その後、阪急電鉄会長、東宝社長・会長も歴任した。

トヨタも大赤字のリーマンショック、民主党政権誕生、はやぶさ帰還で宇宙ブーム、そして東日本大震災【ダイヤモンド111周年~平成後期-令和 1】
1913年に(大正2)に創刊した「ダイヤモンド」は、2024年に111周年を迎えた。そこで、大正~令和の日本経済を映し出す1年1本の厳選記事と、その解説で激動の日本経済史をたどる「111年111本」企画をお届けする。第20回は平成後期、2008~11年までの4年間だ。

増える非正規雇用、リストラ父さんと氷河期フリーター息子、ハゲタカの日本買い、忍び寄るサブプライム危機【ダイヤモンド111周年~平成前期 5】
1913年に(大正2)に創刊した「ダイヤモンド」は、2024年に111周年を迎えた。そこで、大正~令和の日本経済を映し出す1年1本の厳選記事と、その解説で激動の日本経済史をたどる「111年111本」企画をお届けする。第19回は平成前期、2004~07年までの4年間だ。

早川徳次(1881年10月15日~1942年11月29日)は、「地下鉄の父」と呼ばれる人物だ。大正時代に欧米視察で英ロンドンの地下鉄を目の当たりにし、これを日本にも導入するべきだと東京地下鉄道(現在の東京地下鉄〈東京メトロ〉の前身)を創立。1927年に日本初の地下鉄として浅草・上野間を開通させた。

小泉改革の痛み、「竹中プラン」でりそな銀行が国有化へ、勢いを失った“家電王国”【ダイヤモンド111周年~平成前期 4】
1913年に(大正2)に創刊した「ダイヤモンド」は、2024年に111周年を迎えた。そこで、大正~令和の日本経済を映し出す1年1本の厳選記事と、その解説で激動の日本経済史をたどる「111年111本」企画をお届けする。第18回は平成前期、2001~03年までの3年間だ。

#19
対話形式で人間の質問に回答するChatGPTのほかにも、画像や動画、音声など、さまざまなコンテンツを生成できるAIが実用化されている。いまやあらゆるものが自動ででき、しかも日々進化中だ。その代表的な26サービスを特徴と共にまとめた。

山一証券の破綻、大蔵省ノーパンしゃぶしゃぶ事件、そごう倒産、ビットバレーとネット人脈【ダイヤモンド111周年~平成前期 3】
1913年に(大正2)に創刊した「ダイヤモンド」は、2024年に111周年を迎えた。そこで、大正~令和の日本経済を映し出す1年1本の厳選記事と、その解説で激動の日本経済史をたどる「111年111本」企画をお届けする。第17回は平成前期、1997~2000年までの4年間だ。

安藤太郎(1910年1月3日~2010年5月9日)は、住友銀行(現三井住友フィナンシャルグループ)の副頭取から1974年に住友不動産社長に転身した。住友銀行時代は、頭取を19年務めて「住銀の法皇」と称された堀田庄三に重用されたが、堀田の引退を受け、次期頭取レースに敗れた結果だったという。しかし、三井不動産、三菱地所の財閥系不動産デベロッパーの中で最後発だった住友不動産を大きく飛躍させ、「中興の祖」とまで呼ばれる存在となった。
