山本興陽
ロッテホールディングスの新社長に、ファーストリテイリングやローソンの社長を務めた玉塚元一氏が就任する。中核事業会社ロッテの株式上場はグループの悲願だが、二つの壁が待ち受けている。

ディズニーリゾートもついにリストラ…オリエンタルランドで正社員の早期退職募集【スクープ】
東京ディズニーリゾートなどを運営するオリエンタルランドが、2020年10月から今年1月にかけて、正社員を対象とした早期退職の募集を行っていたことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。内部資料を読み解くと、メインターゲットは55歳以上だったとみられる。

東京ディズニーリゾートなどを運営するオリエンタルランドが、2020年10月から今年1月にかけて、正社員を対象とした早期退職の募集を行っていたことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。内部資料を読み解くと、メインターゲットは55歳以上だったとみられる。

アサヒグループホールディングスの2021年12月期第1四半期決算は四半期ベースで過去最高益を達成した。しかしその要因は、20年に買収した豪ビール事業の底上げによるもので、国内酒類事業の収益力低下は止まらない。営業拠点閉鎖などのコストカットが始まり、リストラに踏み切ってもおかしくない状況だ。

#12
コロナショックで“負け組”の外食業界。時短営業の要請などにより、居酒屋やレストランなどの夜主体の業態は、業界でも一段と厳しい状況に陥っている。このまま沈んでいく企業と、浮上する企業の差はどこにあるのか。

#11
新型コロナウイルスの感染拡大は消費行動を変容させ、勝ち組商品と負け組商品を生み出した。スーパーやコンビニの販売データから、コロナ時代に売れた商品・売れない商品トップ30をランキング形式でお届けする。

ビール業界で“没落”扱いされていた発泡酒の売れ行きが好調だ。発泡酒の販売数量は21年2月までの5カ月連続で前年同月を上回った。実に6年振りの“成長期”だ。発泡酒バブルの裏には、コロナ禍ならではの二つの事情があった。

JTが国内で3000人規模の人員削減と113拠点の閉鎖をする。国内たばこ市場の縮小と、加熱式たばこの出遅れという苦境からの脱却は程遠く、上場以来初となる減配に踏み切った。JTの寺畠正道社長を直撃し、リストラの真意と打開策を聞いた。

#6
持ち株を担保に取引先から借金、ペッパーランチ事業をファンドに売却……。資金繰りに奔走したペッパーフードサービスの一瀬邦夫社長を直撃し、コロナ禍での奮闘や、「いきなり!ステーキ」の再建策を明かしてもらった。

#5
外食企業の生命線となる手元資金。コロナ禍で当初、金融機関は融資に柔軟な姿勢を見せていたものの、最近は「追加融資が受けられない」との声が相次いで聞こえてくる。銀行と外食企業の融資を巡る攻防戦に迫った。

#4
ロイヤルホストを運営するロイヤルホールディングスは、外食事業の他にもホテル事業や機内食事業など分散経営を行い、リスクに強いとされていた。しかしコロナ禍で全事業が壊滅し、総合商社の双日からの出資を受け入れた。双日との資本業務提携の裏側と今後の復活策を菊地唯夫会長が明かす。

#3
コロナ禍で業績不振に陥ったことで、外食企業の株価が軒並み下落している。これを絶好の好機と捉えるのが投資ファンドだ。投資ファンドはどんな企業に目を付けるのか。取材を基に、“お買い得”な外食企業76社のランキングを作成した。

#2
回転ずし最大手が勢力拡大の一手を打った。スシローグローバルホールディングス(GHD)は、4月1日付で吉野家HDから京樽を買収する。スシローGHDの水留浩一代表取締役社長CEOが沈黙を破り、京樽買収劇の舞台裏と今後の野望を語る。

#1
ロイヤルホストは商社の双日、いきなり!ステーキは投資ファンド…。不振に陥った外食企業に対して、「今がチャンス」とばかりに新たなプレーヤーが資金を出し始めた。アフターコロナを見据え動きだした、外食業界の再編劇の行方を追った。

外食業界の支援策「GoToイート」キャンペーンでポイント失効問題が炎上した。プレミアム付食事券の販売は低調で、ちぐはぐな運用が続けば、税金の“無駄遣い”との批判が付きまとう。

首都圏1都3県の緊急事態宣言が3月21日まで2週間再延長される。時短営業などで振り回されてきた外食業界。そして宣言の再延長で飲食店が気をもむのは、外食需要喚起策「GoToイート」キャンペーンのポイント期限切れが迫っていることだ。

JTが再びリストラだ。正社員約1000人の希望退職など3000人規模の人員削減を実施。国内たばこ事業の本社機能は、スイスに移転する。2020年12月期決算は2期連続の減収減益で、21年も減収減益は続く見通しだ。国内たばこ市場の縮小とリストラのループから抜け出せない苦境が続く。

キリンホールディングスは、ミャンマー軍によるクーデターの発生を受け、ミャンマーでのビール事業について、軍と取引関係にある現地企業との合弁を解消する方針を決めた。商品の不買運動も起きており、事業環境は不透明だ。それでも、事業の撤退はしない方針だ。なぜか。

2020年のビール類シェアはキリンビールがアサヒビールを抜き去り、11年ぶりに首位奪還を果たした。2位に陥落したアサヒに「大逆転シナリオ」はあるのか。

#3
同級生や地域、大企業、士業。多岐にわたる大学の同窓会ネットワークの中でも、ビジネス界で圧倒的な存在感を放つのが三田会だ。三田会の組織力の源泉はどこにあるのか。
