山本興陽
#9
さまざまな分野でライバル関係にある埼玉県と千葉県だが、Bリーグの世界では雲泥の差がある。「バスケ不毛の地」と呼ばれる埼玉に対し、千葉県に本拠地を置く千葉ジェッツふなばしは2020-21年シーズン、B1リーグ優勝を果たしたのだ。だが、ジェッツの勢いはリーグ制覇にとどまらない。収益2倍も夢じゃないという次なる“野望”へと突き進んでいるのだ。

#8
埼玉に本拠地を置くJリーグクラブの浦和レッズ。今季、大型補強が相次ぐ裏には、心強いスポンサーの影も見え隠れする。スポンサー収入の独走は続きそうだ。

大手ビールメーカー4社の2021年上半期のビール類販売動向がまさかの前年割れだ。業務用市場の苦境を脱せられず、投資戦略の見直しを急いでいる。

#7
人口増加率で4年連続1位(全国792市中)を走る千葉県流山市。その要因は子育て世代の大流入にある。市が仕掛けた施策を井崎義治市長自らが明かした。

#6
正社員の早期退職募集、非正規社員には退職勧奨……。コロナ禍で省人化の動きが目立つ東京ディズニーリゾート。一方、5月にリニューアルオープンした西武園ゆうえんちは、「人情」を押し出す。埼玉と千葉を代表するテーマパークの最新戦略に迫った。

#4
就職しやすい、給料が良い、休みを取りやすい――。そんな公務員の職場環境はどこにあるのか。埼玉と千葉の117自治体について、待遇や就職難易度などを基に、おいしい「ホワイト公務員」ランキングを作成した。

#3
「マンションを買いたいけど、都内は高い」「将来は売って住み替えたい」……。こうした思いを抱く人には、埼玉や千葉のマンション購入も選択肢に入るだろう。どのエリアのマンションが値崩れしにくいのか。マンション値上がり率を基に80駅の狙い目を検証した。

#2
EC需要の高まりで、注目が集まる物流。「大消費地・東京」に近い埼玉と千葉には物流施設が乱立している。そして2021年以降、主役になりそうなのが千葉だ。“物流王国化”を加速させている千葉で、何が起きているのか。

#1
コロナ禍の「脱・東京集中」の流れを受け、企業誘致で熱戦が繰り広げられている。かつての企業誘致は、自治体主導のケースが中心だった。しかしビジネスチャンスとみた、埼玉りそな銀行や三井不動産といった大企業が陰でアクセルを踏み込んでいる。

予告
埼玉vs千葉「ビジネス大戦」が激化!経済力、不動産、教育…首都圏3位の座はどっち!?
「ださいたま」「ちばらき」……。東京、神奈川に次ぐ、「首都圏3番手」の座を争い、お互いののしり合ってきた埼玉県と千葉県。この争いを、もう馬鹿にすることはできない。コロナ禍で加速する「脱・東京集中」の受け皿を巡り、企業、市民から両県に熱視線が注がれているのだ。

ロッテホールディングスの2021年3月期決算は、1000億円超の最終赤字に陥ったことが分かった。07年のHD設立以降、赤字転落は2期ぶりで、赤字幅は過去最大だ。グループの“悲願”である事業会社ロッテの上場に向けて、新たなハードルが立ちはだかる。

苦境が続く外食で、勝ち組のFOOD & LIFE COMPANIESとゼンショーHD。だが、両社の“借金戦略”を見ると正反対。ゼンショーにはオーナー企業ならではの“事情”も……。

ロッテホールディングスの新社長に、ファーストリテイリングやローソンの社長を務めた玉塚元一氏が就任する。中核事業会社ロッテの株式上場はグループの悲願だが、二つの壁が待ち受けている。

ディズニーリゾートもついにリストラ…オリエンタルランドで正社員の早期退職募集【スクープ】
東京ディズニーリゾートなどを運営するオリエンタルランドが、2020年10月から今年1月にかけて、正社員を対象とした早期退職の募集を行っていたことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。内部資料を読み解くと、メインターゲットは55歳以上だったとみられる。

東京ディズニーリゾートなどを運営するオリエンタルランドが、2020年10月から今年1月にかけて、正社員を対象とした早期退職の募集を行っていたことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。内部資料を読み解くと、メインターゲットは55歳以上だったとみられる。

アサヒグループホールディングスの2021年12月期第1四半期決算は四半期ベースで過去最高益を達成した。しかしその要因は、20年に買収した豪ビール事業の底上げによるもので、国内酒類事業の収益力低下は止まらない。営業拠点閉鎖などのコストカットが始まり、リストラに踏み切ってもおかしくない状況だ。

#12
コロナショックで“負け組”の外食業界。時短営業の要請などにより、居酒屋やレストランなどの夜主体の業態は、業界でも一段と厳しい状況に陥っている。このまま沈んでいく企業と、浮上する企業の差はどこにあるのか。

#11
新型コロナウイルスの感染拡大は消費行動を変容させ、勝ち組商品と負け組商品を生み出した。スーパーやコンビニの販売データから、コロナ時代に売れた商品・売れない商品トップ30をランキング形式でお届けする。

ビール業界で“没落”扱いされていた発泡酒の売れ行きが好調だ。発泡酒の販売数量は21年2月までの5カ月連続で前年同月を上回った。実に6年振りの“成長期”だ。発泡酒バブルの裏には、コロナ禍ならではの二つの事情があった。

JTが国内で3000人規模の人員削減と113拠点の閉鎖をする。国内たばこ市場の縮小と、加熱式たばこの出遅れという苦境からの脱却は程遠く、上場以来初となる減配に踏み切った。JTの寺畠正道社長を直撃し、リストラの真意と打開策を聞いた。
