ヘルスデーニュース
「お酒大好き」な高知県で、急性アルコール中毒の救急搬送が目に見えて減った時期
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの最中に、急性アルコール中毒による救急搬送件数が有意に減少していたことが明らかになった。住民の飲酒量が多いことで知られる高知県のデータを解析した結果だ。背景にはどんな理由があるのか。

運動との組み合わせで「危険な脂肪」を減らせる西洋の健康食とは
色とりどりの野菜や果物、健康的な脂質、脂肪分の少ないタンパク質が豊富な地中海食と、定期的な運動およびカロリー制限の組み合わせは、高齢者の腹部の脂肪(内臓脂肪)の減少と筋肉量の増加に役立つことが、スペインで実施された研究で明らかにされた。

Zoomで会議ばかりしていると、脳が活性化しない理由
Web会議システムとして広く使われているズーム(Zoom)で誰かと話をする場合、相手はもちろん生身の人間だ。しかし、脳にとっては、対面での会話と同じとはいかないようだ。新たな研究によると、対面で会話をしている際の脳活動は、ズームで会話をしている際の脳活動とは異なることが示された。

一人暮らしの動物好きをうつ病へと誘う「ペットの行動」とは
ペットを飼っている独居者には、うつ症状のある人が多いことを示すデータが報告された。ペットのいない独居者よりも、そのような人の割合が高い可能性があるという。果たして、どんな因果関係があるのか。

若くして糖尿病になると寿命がこんなに縮む?30代でも他人事ではないリスク
人生のより早い時点で2型糖尿病と診断されるほど、寿命が短くなることを示唆するデータが報告された。30代で診断された場合、50歳時点の余命が14年短くなる可能性があるというのだ。また性別で比較した場合、女性でより大きな影響が認められるという。

賃貸住宅での暮らしが、失業や喫煙よりも老化を早める驚きの理由
賃貸住宅に住む人は、持ち家に住む人と比べて、生物学的な老化が早い可能性を示唆する研究が発表された。英国人の住環境とDNAメチル化に焦点を当てて検討した結果、民間賃貸住宅と生物学的老化との間に関連が認められたというのだ。

コロナ陰性なのに風邪の症状が全然治らないとき、疑うべき原因とは
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急性期以後もさまざまな症状が持続している状態を指す「long COVID」という言葉は、今やすっかり認識されている。しかし、このような長引く健康への影響を引き起こす呼吸器系ウイルスは、新型コロナウイルスだけではないようだ。
