「変化」というクリエイティブな行為

 この記事を読むあなたが日曜画家で、週末に自宅に作り上げたアトリエでキャンバスを立てかけて絵を描いているというなら別ですが、ほとんどの多くの方々は日常生活の中で、一心不乱に絵を描くといったことはありません。一見するとアートというものは日常生活から縁遠いものであると思われるかもしれません。

 クリエイティブな行為というのは2種類あるといわれます。素敵なデザインの椅子や安らぎの空間スペースを生み出す芸術的な「創作」の行為。もう1つは自分の痛みや他人とのズレに生まれる葛藤を見つめて、それをポジティブなものに変えて行こうとする「変化」のクリエーションです。

 つまり、絵を描くなどの「創作の行為」はもちろんアートとしてわかりやすいのですが、日常生活というものを冒険として捉える「変化の視点をもつこと」。これもアートとして作用していると思います。

 絵が苦手な人は、モレスキンノートに何かを貼ったりしてみるのはいかがでしょうか? こういった小さな行為も、日常をポジティブに変える「変化としてのアートである」と言えます。

 日常生活の中でモレスキンノートを持って行動することは、視点の変化につながります。クリエイティブな部分を刺激してきて「ちょっとした何かをしてみようじゃないか」と思わせるのです。

 あなたもモレスキンノートを携えて、日常生活をアートとして捉える冒険の旅に出てみませんか? Good luck !

高谷 宏記(たかや・ひろき)
1974年札幌生まれ。モレスキンを通じた生き方・哲学・思想について語りつくすBLOG「blanq_text」管理人。世界一モレスキンについてTweet する男・通称「モレスキン・カウボーイ」として活動。拳銃の代わりにモレスキンを開くきっかけ「モレスキン・トリガー」という思想を武器に、情報(ネタ)の弾丸を発射している。モレスキンを通じたユーザーイベントも実施。本業はグラフィック・デザイナー。
blanq_text http://www.blanq.org/text/

 

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