なぜ、会議は「2週間に1回30分」なのか?
会議は「2週間に1回30分」だけで十分です。
マネジメントサイクルで言うと、PDCA(計画・行動・検証・改善)サイクルでいうところの「A」。つまり「改善」のみ扱うのです。報告や確認などの「C」を会議ではやってはいけません。
私が今回のコラムで掲げている「絶対達成」というフレーズの意味は、目標に向かって一所懸命がんばる! 1円でも多く積み上げて予算計画達成を目指す! ということではありません。もっとシンプルなことです。
「最低でも目標達成」という意味です。
「どんなに悪くても達成」ということなのです。
そのような思考で営業活動をするわけですから、無駄なことは一切やってはいけないのです。
それにしても、なぜ現場の営業も、そしてそのマネジャーも、まったく意味のない営業日報を毎日書き、無駄な会議ばかりしているのでしょうか。
答えは一つです。
彼らは全員、「目標予算に焦点を当てていない」からです。
実際、私も1万人のマネジャーにアンケートを取ったところ、「営業の8割が目標予算に焦点が当たっていない」ことを突き止めました。
営業部に所属している方は全員、「あなたの目標予算はいくらですか?」と聞かれたら、1秒以内で即答できなければなりません。
それが答えられなければ、目標達成に焦点が当たっていないということです。それでは、とても「絶対達成」など不可能なのです。
では、「目標に焦点を当てる」とはどういうことなのでしょうか?
次回のコラムで詳しく解説します。
また、第3回目では、「最低でも目標達成」の新マネジメント手法「予材管理」を紹介します。目標予算の【2倍】の材料を仕込んで「絶対達成」するマネジメント方法であり、本コラムの目玉テーマです。
そして最終回では、「ツイスター型」チームへ一気に変わる方法を、詳しいコンサルティング事例などを交えてご紹介いたします。
お楽しみに!
木曜日まで毎日連載! まだまだ続く「絶対達成」連載をお楽しみに!
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<第2回>12月6日(火)⇒あなたの部下は、1秒で目標予算を即答できますか?
<第3回>12月7日(水)⇒「最低でも目標達成」の新手法――「予材管理」とは?
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アタックス・セールス・アソシエイツ取締役副社長。1969年、名古屋市生まれ。年間100回以上のセミナーは5000名超の経営者/マネジャーを集め、常に満員御礼。企業研修は基本的に価格がつけられず、「時価」。それでも研修依頼はあとを絶たず、向こう8か月先まで予約は埋まっている。ポリシーとして、コンサルティングは質を保つため、年間7~8社しか請け負わない。日経ビジネスオンラインにて「脱会議」を連載。すべての回で10万PVを超えるヒットを記録。本書が自身初の書籍となる。