環球網科技の2017年10月20日の記事によると、淘宝直播(タオバオ・ライブ)の、超人気店の女性、薇〓(フォロワー156万人、現在は280万人、〓の文字は女へんに亜)は、5時間のライブ放送で、なんと7000万元(1億2600万円)を売り上げた。
2017年9月の1ヵ月間で彼女のライブの売り上げは、18億円である。その影響力は高くなり、現在は、さまざまなメーカーとコラボもしている。
日本では中古ブランド品と化粧品…
世界中と動画で双方向ショッピング
さて、冒頭の日本からの中古ブランドバッグ販売は、そのタオバオライブの国際版である。
例えばイタリアの、のみの市からの代理購入のライブもある。
現地の中国人がぶらぶら骨董の屋台を歩いて商品を紹介する。街の背景も見える。
中国にいる視聴者から、
==ブレスレットの材質はなに?==
との質問が入り、現地の中国人がイタリア語で店主に確認している。
こういうのは、1点ものでごまかしも利かないし、発送元を確認してもイタリアからである。買ってみないと分からないが、たぶん本物だろう。
一方、“自称”ミャンマーからの宝石販売店。
スマホを見ると、なんとミャンマーの採掘現場が映っている!
現地の店からのようだが、なんか怪しい。
質問をしたら、「発送は中国から」ということで、国内店舗の普通の在庫販売だった。
しかし、同じような店でも本当にちゃんと産地からの店もたくさんもある。ミャンマーは昔から中国の宮廷に宝石を提供しておりルートがある。しかしその商品がいいかどうかは、到着するまで分からない。
国外からだと返品も難しく、“返品、取替不可”で販売している店も多い。