ところでみなさん、証券会社の口座(証券口座)はお持ちですか?
これまで“預金だけ”で過ごしてきたという人もいるでしょう。しかし、インデックス投信の購入には証券口座の開設が必要になります。

どの証券会社がいいのかは一概には言えませんが、会社によって扱っている商品のラインナップは大きく異なります。ひとまずはこれからお伝えする方法で商品を探してみて、目当ての商品を扱っている証券会社を選ぶのもいいでしょう。

さて、私たちがインデックス投信に求める条件はだいたい決まっていましたね。
ここで、「何もしない」派の投資信託を選ぶ際に、重要度の高い条件をもう一度チェックしておきましょう。

条件(1) インデックス連動したパッシブ型の運用になっているか(がんばらない投資)
条件(2) 購入時手数料や信託報酬などの手数料が低めに抑えられているか(低手数料)
条件(3) 短期的な下落に動じないで、平均回帰を待てる長期運用が可能か(時間分散)
条件(4) 購入タイミングを偏りなく分散できる自動積立が可能か(ドルコスト平均法)
条件(5) 複利パワーを引き下げる分配金のしくみが入っていないか(あるなら再投資)

こういうときには、絞り込み検索が有効です。
ほとんどの証券会社のウェブページは、いくつかの条件を設定しながら、最適な商品を絞り込んでいけるようになっています。なかにはちょっとわかりづらい場所にあったりもしますのでご注意ください。

「何もしたくない派」は必見!! 「自動的にお金が貯まる投資信託」をあぶり出す「5つの条件」

まずはこれらの条件をもとに絞り込み検索をしてみましょう。なお、ここから先ではSBI証券「投資信託パワーサーチ」の2018年2月時点での操作画面をもとに解説を行います。

証券会社によって一部の仕様や表現が違っている部分があること、また、同ウェブページ内でも変更があり得ることは、あらかじめご承知おきください。