あなたは、自信をもって英語が話せますか? それとも、今、勉強中でしょうか?長年やっているけどまだものにならない……。そんな方には、この連載がきっとお役に立ちます。英語講師として日本で20年以上活躍するニック・ウィリアムソンさんは、この9月に『たった30パターンで英会話!』(ダイヤモンド社)を発刊。その中で、ニックさんが独自に体系化した英語が一気に上達するコツを公開しています。本連載では、そのポイントについて、わかりやすく解説していきます。
単語の位置が変わると、大きく意味が変わる
今回は、ちょっとこれまでの記事とは変えて、ちがう話をいたします。文法の話です。
でも、大丈夫です。本当に基礎の基礎の文法ですから、こわがらなくていいですよ。
では、始めましょう。
英語の基礎文法といえば、SVO(主語+動詞+目的語)ですね。
英語では、S(主語)、V(動詞)、O(目的語)という順番に沿って文を作ります。
例えば、I learn English.(私が英語を学んでいる)を見てみましょう。
learnが動詞です。
動詞の左側に付けるのは「主語」と言って、「~が」という意味になります。
I learn English.(主語はI)
動詞の右側に付けるのは「目的語」と言って、「~を」という意味になります。
I learn English.(目的語はEnglish)