30万部を突破した『会話もメールも英語は3語で伝わります』の続編連載!英語は「主語→動詞→目的語」の3語でOK!

本連載では、「日本人にありがちな英語」と「3語の英語」を対比させ、「どこをどう考えれば、3語の英語になるのか」を徹底解説します。「3語の英語」の発想が身につくだけでなく、話すための英文法もインプットされます。

「日本人にありがちな英語」は間違っているわけではありません。しかし、「3語の英語」の発想を持つことで、もっと英語がラクになり、話すことが楽しくなります。

最新刊『英語は3語で伝わります【どんどん話せる練習英文100】』の著者である中山裕木子氏が、そのエッセンスをやさしく語ります。

よろしく

「よろしく」を英語にすると?

 本日も「日本人にありがちな英語」を「3語の英語」に組み立て直す練習をしていきましょう。さっそくですが、次の日本語を英語にしてください。

「フェイスブックやってるので、よろしく」

次のような英語が浮かんでくるかもしれません。

× I’m doing Facebook. YOROSHIKU!

中山裕木子(なかやま・ゆきこ)
株式会社ユー・イングリッシュ 代表取締役。公益社団法人日本工業英語協会 理事・専任講師。英検1級・工業英検1級取得特許翻訳者
2000年、特許事務所で電子・電気、機械の特許明細書の日英翻訳を開始し、テクニカルライティングに出合う。2001年に工業英検1級取得。首位合格により文部科学大臣賞を受賞。2015年6月、TEDxKyotoUniversityでSimple English for Everyone (シンプル英語のススメ)と題したスピーチをする。気後れせずに皆が英語を使える日本を目指して、「伝わる英語を身に付ける」をモットーに、企業・大学などで指導を続ける。

「私、フェイスブックやってるから、よろしくね!」ということを言いたい場面です。

「~している」という日本語が頭に浮かぶと、つい現在進行形を使いたくなってしまいます。しかし、be動詞+...ingで表す「現在進行形」は、「今だけのこと」を表します。「普段からフェイスブックをやっています」は、現在進行形では表すことができません。時制を改善するとともに、「あなた目線」を大切にして、文を組み立て直しましょう。

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 また、日本語の「よろしく」は英語になりにくく、困ることがあります。主語と動詞を工夫することで、「相手にアピールし、相手を巻き込む英語」に変えてみましょう。そうすれば日本語の「よろしく」のニュアンスが伝わります。

「3語の英語」にしよう

(1)あなた (2)見つける (3 )私 (能力を表すcan)(フェイスブック上で)

 簡単な動詞find(見つける)を使います。主語に「あなた」、動詞に「見つける(find)」を使えば、「あなた目線」の文に変わります。助動詞のcanを加えると、そのニュアンスが強まります。

 You can find me on Facebook.

 You can find...の特徴は、目線が「あなた」に置かれることです。You can find me on Facebook.では、助動詞canを使って、「フェイスブック上に私を見つけることができる」、つまり「フェイスブック上で私を見つけて」という意味になります。

 Find me on Facebook.という命令文にしてもニュアンスは同じです。「見つけて」と伝えることで、日本語の「よろしく」のニュアンスを伝えることが可能です。

 日本語の「よろしく」はさまざまな状況を表しますので、「よろしく」と言いたい場合には、状況に合わせて具体的に言います。定番の「よろしく」には次のような状況があります。

定番の「よろしく」をマスター!

Nice to meet you.
(初対面の人に自己紹介をしたあとの定番の「よろしく」)

Thank you for having me.
(招いてもらったとき、チームに入れてもらったとき)

It’s great to have you with us.
(チームに入ってくれる人に対して)

I’m looking forward to working with you.
(「一緒に働くのが楽しみ」という状況)

Let’s have fun!(楽しもう!)