人を動かすには「15秒で伝える」ことを心がける!
元人気DJ、さらに不動産会社でのトップ営業やベンチャー企業で取締役営業本部長を経験、そして、現在はトップ講師プロデューサーとして、延べ2万人を指導している話し方のプロが教える新刊、『相手のキャラを見きわめて15秒で伝える!』
この著書の発売を記念して、研修などで教えているノウハウや、すぐに使えるワザをご紹介します!
営業職はもちろん、部下や上司とのコミュニケーションで悩んでいる人は必見です。

新しい場所では
自分を知ってもらい、相手も知る

この連載の第1回はコチラ

4月から新しい環境になる人も多いことでしょう。
初めての場所では、最初のうちはなかなか馴染めない人も多いと思います。

私も話し方コンサルタントを名乗ってはいますが、実は結構な人見知りで、新しい人とすぐに仲良くなるのは、今でも苦手です。

しかし、大学の頃から10年間活動していたラジオDJ時代は、番組が変わるごとに新しいスタッフになって、日々初対面のゲストとも会話をする必要がありました。それからも、違う業界での転職を経験し、新しい環境下で仕事をすることも多くありました。

そんな中で、どのようにコミュニケーションを取り、新しい環境に馴染んできたのか?
今回と次回で、それをご紹介したいと思います。

新しい場所で受け入れられるためには大きく分けると、
[1]自分を知ってもらうこと
[2]相手を知ること
の2点があります。

まず、相手の立場に立つと、相手からしても新しい人を迎え入れるのは緊張を伴います。
「上手くやっていけるかな?」「面倒くさい人じゃないかな?」「本当に良い人なのかな?」
そういう相手の警戒心を解くところから始める必要があります。

その為に、自分を知ってもらうのですが、この、自分の知ってもらい方にコツがあります。
例えば、自分が上の立場で、その部署に行くとしましょう。

そうすると、「頼りないと思われたくない」「信頼されないとダメだ」という考えになり、どうしても背伸びをしてしまいます。
これでは、相手は「なんかとっつきにくい人だなぁ」「怖そうな人だ」と感じられてしまいます。

私も以前は、自分は凄いんだぞ!という虚勢を張って、周囲からは受け入れられない時期がありました。例えばこんなふうに自己紹介をしていたのです。

「私は、大学生の頃からラジオDJとしてレギュラー番組を持ち、31歳の時に斜陽産業のラジオの世界に見切りを付け投資用不動産の営業としてトップ成績を収め、その後眼鏡会社の役員として潰れかけの会社をV字回復させました。様々な経験を活かして仕事に挑んでいきますので、よろしくお願いします」

このように、自分のプロフィールの良い部分だけをアピールしていました。これでは、相手は「なんか凄そうだけど、嫌な感じだなぁ」と本音では思っていたと思います。