「ちょっとウチ(わが社)も動画(ライブ配信)をやってみようか」
こう言われたときに、担当者が知っておくと良いこととは?
2019/10/21に「5Gがもたらす動画マーケティングの未来について」
セミナーで講演予定(於 KDDI DIGITAL GATE・虎ノ門)、
動画・配信を拡散させるための考え方とやり方を、
インフルエンサーマーケティングの第一人者であり実践者でもある
『バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみ』の著者が伝授します。
これまで動画やライブ配信をしてきて、いざ拡散の効果を知ろうとしたとき、
いろいろ数字がある中で、手がかりになるものとは?
企業PR・マーケティング担当者必読の内容です。
(編集/和田史子、撮影/増元幸司)
総再生回数のウォッチから
拡散効果が見えてくる
株式会社ライバー 取締役会長 ファウンダー
学生時代からネットラジオやニコニコ生放送の配信者として人気を集める。大学中退後、インフルエンサーマーケティングのパイオニアとして様々な企業チャンネルの運営、番組・動画制作を経験。22歳で株式会社テクサ(現・株式会社ライバー)を設立し、インフルエンサーを起用した効果的なプロモーションと動画・ライブ配信広告を専門に、次世代のインターネットメディアを牽引していく。書籍『バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみ』が初の著書となる。
拡散効果を把握するためには、さまざまな数字を見ておく必要があります。
確認すべきは、次の3つの数字です。
(1)再生回数(総再生回数)
(2)チャンネル登録数
(3)SNSでシェアされた数
これらは、どれも拡散効果を知る手がかりになります。
また、再生回数も単にその総数だけでなく、再生された日付や期間、時間帯、地域または国などでフィルタリングしてその内容を細かく精査すれば、より詳しいことがわかってきます。
いろいろな数字がある中で、最初に注目すべき数字はどれかというと、素直に「総再生回数」で問題ありません。
本来すべての数字を見ておくべきですが、慣れるまではなかなかそうもいかないでしょうし、総再生回数だけでもある程度は効果を測定することができます。
例えば動画を何十本と上げていけば、そのうち「平均再生回数」がわかるようになります。それは数字で正確に出さなくても、おおよその感覚で「だいたいこのくらい」ということがわかっていれば十分です。
「今回の動画は、いつもより見られているな」
と、自分の中で持っている平均回数を超えていれば、その動画はいつもより見られている、つまりいつも見てくれている人以外にも見られている(=拡散に成功している)といえるのです。
平均再生を上回るということは、それだけでもファンの獲得、拡散につながっているという証明になります。