意見を言ってもスルーされる。部下が話を聞いていない。SNSでつぶやいても完全に独り事。
こんな経験はありませんか?
じつは、だれでも一瞬で注目を集められる「伝え方の技術」があります。先日発売されたばかりの『まんがでわかる伝え方が9割[強いコトバ]』より、ビジネスマンに必須の伝え方を紹介します。(構成 辻井葉子)
誰も話を聞いてくれない! 窮地を救ってくれる伝え方とは?
主人公ヒナは、自分の話を聞いてもらえないこと、コトバが全然伝わらないことで悩んでいました。
たとえば…
ヒナ 「以上 ご提案を終了します」
聴衆 「ぐー」
「ゴン(机に頭をぶつける音)」
プレゼンでは話を聞いてもらえないどころか、会場からイビキが聞こえてきます。
ヒナ 「ねぇ、LINE見た?」
友だち「ごめん。見てスルーしちゃった」
LINEを送っても、既読スルーされるのが当たり前という状態。
先輩 「おバカちゃん。もっと人が読みたくなるコトバにしなきゃダ・メ・だ・ぞ!!」
職場のやさしい先輩は、「読みたくなるコトバ」にするようにアドバイスをくれます。
しかし、
ヒナ 「読みたくなるコトバにしてるつもりなんですけど…」
先輩 「全然足りないわ! もっと工夫しないと」
自己流でがんばってもダメだったヒナには、先輩の言う「読みたくなる工夫」をどうしたらいいのか、もう全然わかりません。
コトバが伝わらないせいで、上司には呆れられ、同期にはバカにされ、とうとうヒナは職場で窮地に陥ってしまいます。
そこへ、なぜか「オネエ」の救世主が現れて……。