(4)危機対応力に注目
コロナ禍という緊急事態において、対応の巧拙・スピード感で企業間格差が浮き彫りとなった。このことが働き手の転職熱に火を付けたり、会社選びの注目点になったりしている。

(5)デジタル人材の争奪戦激化
以前から必要に迫られていたデジタル化による変革が、コロナ禍によって待ったなしとなった。デジタル人材はいまだに売り手市場のままだ。
(6)ジョブ型雇用
コロナ禍に伴う大規模な在宅勤務導入で、何の仕事をすればいいのか分からない人や部下をうまくマネジメントできない上司が続出。そこで、各従業員の職務内容を明確に決めた上で雇用契約を結ぶ「ジョブ型雇用」の必要性が脚光を浴びている。

(7)OB・OG採用
ヤフーが、戦略立案や事業企画などの業務を対象に、100人規模の副業人材を募集するなど、働き方の多様化が進んでいる。この状況下で重要性が高まっているのが、「出戻り採用」を見据えたOB・OGのネットワーク化だという。
