夫婦の相続#2
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相続税は節税方法を知っているか否かで納税額に桁違いの差が出てしまう。特集『夫婦の相続』(全13回)の#2では、相続税のイロハを解説。高度な税務の知識は必要なく、利用できる制度や仕組みが多いので積極的に使い倒そう。(ダイヤモンド編集部 山出暁子、監修/税理士 弓家田良彦)

「週刊ダイヤモンド」2021年1月16日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は原則、雑誌掲載時のもの。

遺産相続しても
相続税を1円も払わないで済む人とは?

「相続税」というと、相続財産の多くを税金で持っていかれるイメージがあるかもしれないが、実は、相続しても税金を1円も払わずに済む人は多い。というのも、相続税は非課税になる基礎控除額が大きいのだ。課税遺産総額を計算し(下図参照)、それが基礎控除額以下なら相続税は「ゼロ」になる。まずは自分が「相続節税で悩む必要があるかどうか」を確認しよう。

 残念ながら相続税が課されることが判明しても、落ち込むのはまだ早い。対策次第で税金を「ゼロ」にできるケースもまた多いのだ。