感動小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』の著者が、voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」から、とっておきのアドバイス。心がスッと軽くなる“言葉の精神安定剤”で気分はスッキリ、今日がラクになる!

精神科医がおすすめの生き方イラスト:カツヤマケイコ

どんな困難に直面しても

きょうのひとことは、
「粛々と生きる」

「この人がいうことって、すごく参考になるな」という人がアテクシの周りに何人かいます。

そういう人たちがよく使う言葉に、こういう言葉があるんです。

「粛々と」

粛々というのは、静かでおごそかな様子を表す言葉で、物事を「粛々と進める」なんて使い方をしますね。

これを人生全体でとらえると、いまどんな出来事が自分の身に降りかかってきても、「こういうことが起きたか」と冷静に受け入れて歩んでいくということ。

どんなことが起きても、それぞれの出来事を「こういうことが起きたんだな」というふうに冷静にとらえて、その都度、淡々と対応していくということでもあります。

これが「粛々と生きる」ということだと、アテクシ自身は解釈してます。

自分の身になにか降りかかってくるたびに、感情的になって反応してしまう人が多いです。

その出来事に感情が反応してしまって、方向性を見失いがちだったりもします。

いま自分の身に起きてることは、どういうことなんだろうと冷静になって、ある意味、他人ごとのように客観的に分析してみるといいです。

それが、粛々と生きるコツだと思いますし、おすすめの生き方でもあります。

なにか困難に直面したり動揺したりして、どうしたらいいかわからなくなったときは、「粛々と」感情を無にして対応することを意識するだけでも、だいぶ違うと思います。

きょうのひとことは、
「粛々と生きる」
でした。

参考になったかしら?